わが家の人間しか姿を見られない“幻の猫”たち

猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。

拙宅猫「うか」「とろ」とも、いわゆる「幻の猫」だったりします。つまり、来客があると速攻で隠れちゃうので「この家の人間以外はほとんど直接見たことがない猫」なんです。

そうなった理由は、恐らく、拙宅猫の幼少期に親戚のオバサンが来て「あら~カワイイ猫ちゃんね~(大声)」でグニョグニョと(乱暴に)撫でられたから、かも。それ以来、「外から来る人間は怖い」と思い込んだのだと思います。

たとえば拙宅猫「うか」の場合、外から人が来る予感がすると、あからさまに緊張した表情になり、予感が気配として的中するやいなや体を低くして走って逃げてどっか行っちゃいます。そんな様子を写真でどうぞ。

拙宅仕事場にいる「うか」。すぐ近くに来客用出入り口があります

ときどき来客がある場所ですが、来客がいなければ寝床でリラックス

あくび!

寝ちゃいました

ぐっすり

ちなみに、こんな場所。踏み台の上にマット+座布団+ふわふわ寝床が置いてある、ゴージャスな「うか専用スペース」です。「とろ」はナゼかここに上がりません

そのとき突然! 「うか」が来客を予感ッ!!

「あっ外から怖い人間が!!!!」的に人の気配を察知したようです

直後、まさに脱兎の如く走り出しました

体を低くして脱出口こと猫ドアめがけてダッシュ!

「ガコン」と頭から突っ込んでドアを開けて逃げます

脱出! 撮影もタイヘンでブレブレです。ごめんなさい。ともあれ、これが「幻の猫」の実態です