Q:なかなかトイレを覚えてくれないのですが、どのように教えたらいいでしょうか?
A:叱らず根気よくが基本!
トイレのしつけにはどんな方法でも根気が必要です。トイレのしつけの一例を紹介します。まず、トイレに子犬を連れて行き、様子を観察して用を足すのを見届けます。きちんとできたらゲージやサークルの扉を開けて、子犬を外に出してしばらく遊ばせます。このとき、子犬が自分でトイレに行けるように、扉は開けたままにしておきます。30分くらいしたらまたトイレに連れて行きます。なかなかしないようなら、扉を閉めてするまで待ちます。おしっこやうんちをしたら大げさ過ぎるくらいに褒めてあげましょう。そしてまたゲージやサークルの扉を開けて、子犬を外に出して遊ばせます。トイレを教えるのはこの動作の繰り返しです。根気がいることですが、あちこちでしてしまわないよう、しっかりと教えることが大切です。
「床の匂いを嗅ぎながらウロウロする」というのがおしっこ・うんちの合図です。注意して見ているとわかります。その場合はすぐにトイレに連れて行きます。もしトイレ以外の場所で粗相をししまった場合には、匂いが残らないように十分に拭き取ってください。匂いが残っているとそこをトイレと勘違いしてまたしてしまいます。
大切なのは決して犬を叱らないこと。ここで叱ってしまうと「おしっこやうんちをすることが悪いこと」だと認識して、長時間の我慢をしてしまいます。健康を害する可能性もありますので、叱らないであげましょう。
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