病名がハッキリしないとらじろうには健康診断書が必要?
まずは「アニコム損保」さん! 広報の塩澤さんと獣医師の宮本さんが、ていねいに保険について教えてくれました。
ペットが家族の一員として考えられていて、人間の保険と同じようなきめ細かさがやはり魅力です。
しかし、そうとなれば審査もなかなか厳しいのでは……と考えがちですが、さにあらず。なんと、申し込み時に過去6カ月以内の診療申告をきちんと告知書に記入し、完治して健康な状態であれば、動物病院で健康診断書をわざわざ取る必要はないのだそうです。
これはほかの保険会社さんも同様のケースが多いので「保険に入るってなんだかめんどくさそう~」というのは、思い違いのようですね~。
過去6カ月の間に病気やケガがなければ、何の問題もなく保険に加入できるのです。もちろん、今回のとらじろうのように、病名がハッキリしないようなときには、加入の審査も発生するわけですが。ペットが健康なうちに申し込んじゃえば、とてもスムーズそうです。う~む、もっと早く保険のチェックをしておくべきだった……。
さて、とらじろうの場合は、ハゲのことをきちんと記載する必要がありますが、具体的な病名があったわけでなく、「たぶん古傷が傷んでいるのでは」的な診断でした。そして、今はその痛みもおさまっていて、ハゲも治り、ドクターからも「完治」と言われてはいるものの、どう書いたらよいのか悩ましいわけであります。
こんなハッキリしない症状であっても、やはり告知するべき内容であるため書かねばなりません。が、保険会社さんの判断によっては、これらは保険の対象から外されてしまう可能性が出てしまうわけです。
そんなビミョーな例の場合は、アニコム損保さんが動物病院へ直接連絡をして、実際にどんな症状だったのかをきっちりと聞いてくれるとのこと。実際にカルテの内容などを照らし合わせて、保険の審査に通るか否かを判断してもらえるそうです。飼い主からしたら、ちょっと不安要素があっても、面倒な健康診断をする必要もなく、スムーズに手続きできるってわけですね!
今回のとらじろうの場合は、ドクターから「完治」と言われているので、特に問題はないでしょうとのこと。実際に審査を受けたわけではないですが、告知欄に記入しても引っかかるほどではないようでひと安心です。
実際に申し込みが済むと、ペットの写真が入った「どうぶつ健康保険証」が発行されるそうです。保険開始後、30日間の待機期間を過ぎれば、保険証を動物病院でのお会計時に見せるだけで、そのまま保険適用された金額を支払えばOKという、人間の保険証とほぼ同じ使い方で済んじゃうのです! ちなみに全国5900の動物病院で使えるとのこと。提携病院であれば、いちいち「いついつコレコレの病気にかかったので保険料支払ってくださいませ」なんつー面倒な書類はいらないんです……!
じつは、ワンちゃんを飼っている人は、ペットショップやお散歩仲間から情報を入手しやすいので、ペット保険のことを知っている人が多いそうです。しかし、猫の場合は拾ってきたり、もらってきたりするケースが多いので、知らない人も多いのだとか。
はい、そのとおりでございます。
パンフを読んだだけではピンとこなかったことも、実際に聞いてみると、「おぉ!」となることがいっぱいですね~。サイトやほけんの窓口でも相談できたりするそうなので、気になる人はチェックしてみるとよいかもです!
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