超健康優良猫のとらじろう、遂にエリザベスカラー生活に
そんなこんなで、しばらくはお腹のハゲが進行しないように、痛み止めとエリザベスカラーをもらっての治療(?)をすることになりました。
しかし、痛み止めといっても、古傷はず~っとシクシクするレベルだろうことを考えると、ムキになって飲ませるほどではないかなぁ、という感じ。ものすごく痛がっているならともかく、ここはエリザベスカラーをつけて、お腹を舐めないようにするだけでよさげです。
エリザベスカラーをつけた姿は、とらじろう本人の気持ちはともかくとして、なんともおもしろかわいいものであります。ときどき、やはり古傷がうずくのか必死にお腹を舐めようとしますが、エリザベスカラーの内側を猫舌でザラザラと舐めるだけ。
ガマンだ……! 痛んでもガマンしてくれ!
慣れないうちは、歩くたびに柱や壁にガツガツぶつけて不便そうでしたが、慣れたら慣れたで、特に嫌がる様子もありません。余裕で飛んだり跳ねたり、食べたり寝たり、ふつうに生活できているので、エリザベスカラーのせいでストレスが溜まることはなさそうです。こういうところはニブい猫でホントよかった……。
それにしても、キレイさっぱりと毛を舐め取ったハゲ部分に毛が生えそろうまでには結構な時間がかかりそうです。そして、しばらくはこの姿でナントカ過ごしてもらい、毛が生えそろったとしても、ひとたびエリザベスカラーを外してしまえば、またお腹を舐めまくっておそらく元の木阿弥……。
古傷の痛みがこの先ずーっと続くのであれば(っていうか治りようがないものだし)毛を舐めないようにずっとエリザベスカラーが必要になっちゃうのでありましょうか……。
人間でも、古傷の痛みはお天気とか季節とかに左右されるものだし、猫もそうなのかなとは思うものの、「今痛い?」とか聞けないわけであれば、この先ずーっとこの姿なのかしらん……!?
う~ん、かわいそう……だけど、この姿もまたカワイイんだな。
さて、この先保険に加入するにあたっていろいろ考えなければなりません。
現状のママでは、動物病院の健康診断でハゲ部分をチェックされたら保険から除外されてしまうとのこと。
うーん……、ハゲさえなければこのまま保険に加入して一件落着だった(ハズ)のに! となると、この先もずっと古傷は治らないものとして考えると、まずは、このお腹の毛が生えそろうのをしばらく待ち、キレイにハゲが治ったところで健康診断を受けるのが最善っぽい感じです。
ハゲ以外の点では超健康優良猫のとらじろうです。
つまり、ハゲてさえいなければ、ドクターから「健康猫ちゃんですよ」のお墨つきをもらえるわけですから、あとはそのままペット保険へ加入するだけ! 加入さえしてしまえば、その後古傷がまた痛んでお腹がハゲてしまっても保険適用されるはずなので、この先はいくらハゲても大丈夫だぞぅ! ……という感じ。
まあ、結局は一時的にごまかしができるかどうかでありますが、どのみち古傷の根本的な解決になっていないので「それでいいのか?」という気もしなくもありません。
古傷は治りようがないものの、この先ひどくなるかどうかも分からないのでなんとも言えません。何かあったときに治療費が保険でまかなえるようになるだけマシと考えて、「結局治ってないじゃん!」って部分は目をつぶっておきましょう、というプランですが……。果たしてこれでいいものかどうか……。
とにかく毛が生えそろうまでは数カ月かかりそうなので、そんな計画も当分先のハナシになってしまいそうですが、その間に迷っていた保険のアレコレを調べる時間ができたと思って、また検討せねばなりません。
毛が生えるのが先か、ペット保険が決まるのが先か。
ペット保険加入道はまだまだ長い道のりのようですぞ……!!
(続く)
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