肌寒くなる季節に心があったかくなる! 猫が飼いたくてたまらない女の子の絵本
岩崎書店は、自分だけの猫がほしいと願う女の子の絵本『わたし ねこが かいたいの』を発売しました。
猫が飼いたい女の子が、どうすれば猫が来てれるのを考えます。毛糸玉、リボン、ミルクを入れたお皿などを用意して、猫が遊びに来てくれるのを待ちます。
猫の好きなものを並べて待つ女の子のもとに、町中の猫が集まってきました。一日中猫たちを、好きなだけ抱っこしたり撫でたりして「すごーく、しあわせ!」。しかし、迷い猫のポスターがたくさん貼ってあることに気づきます。
自分のもとに集まった猫たちに飼い主がいるなんて思ってもみなかった女の子。そして気づきます。「みんな、だれかの、いとしいこ」だということに。女の子は、せっせと猫を飼い主のもとに届けます。そうして家に帰ると、引き出しに1匹の猫が! さらに驚くことに…!?
この絵本は無類の猫好きの作者によって描かれました。文章のミシェル・ロビンソンさんは、子どものころ、猫が飼えるようになるまでずっと猫の絵本を抱き締めて寝ていたそうです。絵のチンルン・リーさんは、猫のためにデザインされた家でたくさんの猫たちと一緒に暮らしていて、献辞にはこの本に出てくるすべての猫の名前を記したそうです。
肌寒くなる季節、あったかくて、やわらかくて、抱きしめるとモフモフする猫を思い浮かべながら読んでみてください。女の子と猫たちのふれあいに、心がほっこりすることでしょう。
『わたし ねこが かいたいの』
作:ミシェル・ロビンソン/絵:チンルン・リー/訳:三原 泉
体裁:A4変型判/33頁/ハードカバー
定価:1400円(税別)
URL:https://bit.ly/2poKuUO
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