ボイスレスキャットの異名を持つけど、とてもお喋りで人を呼ぶようにもなった猫
猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。
拙宅猫「うか」はロシアンブルーの女の子……というか年齢的にはちょっとサバを読んで、お姉さま。ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」の異名を持つほど「鳴かない静かな猫」です。
あまり鳴かない静かな猫としてよく知られるのは、短毛種ではロシアンブルーを筆頭に、アビシニアン、シャルトリュー、エキゾチックショートヘア、バーミーズなどのようです。長毛種では、ペルシャやヒマラヤンなどがあまり鳴かない猫と言われています。
逆に、ベンガルやシャムなどは「お喋り猫」。よく鳴くにぎやかな猫だそうです。
室内飼いをする場合、住環境によっては猫の鳴き声が近所迷惑などトラブルの原因にもなりがち。そういう事情もあり、「なるべく鳴かない静かな猫を飼いたい」と思う人は少なくないようです。そんな観点からも、とっても静かと評判のロシアンブルーは人気があるのかも?
ただ、筆者としては「ロシアンブルーだから静か」と考えるのは、ちょっと「?」かなと思います。というのは、拙宅猫「うか」は、と~ってもお喋りで、ニャウニャウニャーニャー鳴くからです。ちなみに拙宅猫「とろ」はアメリカンショートヘアに見えるスコティッシュフォールドですが、こちらもニャンニャンアオーンとお喋り男の子改めサバ読んでお兄さま。
でも幼少のころは、どちらの猫とも静かでした。よく鳴くようになったきっかけは……何歳ころだったか忘れましたが、目が合ったときに「ニャーン」と言ったので、喜びつつ撫で撫でのスキンシップ。それを繰り返していたら、いつの間にか「よく鳴く猫」になってしまいました。
ロシアンブルーとアメリカンショートヘアを飼っている友人がいますが、その家でも「最初はあまり鳴かなかったけど、猫が鳴いたときに話しかけたりしていたら、次第に鳴くようになった」とのこと。猫が「鳴くと嬉しいことがある!」的に覚えちゃったのかも。猫に鳴かれて困る方は、なるべく猫の「ニャー」に応じないほうがいいのかもしれませんね。
って長い話になっちゃいましたが、最近の拙宅猫「うか」は、単に鳴くのを通り越し、人を呼ぶようになりました。「ちょっと~、こっち来て~」みたいな。写真でご覧ください。
コメントを送信