保険加入検討中のタイミングでまたもやトラブルが!
とらじろうの健康診断に行かなきゃなーと思っていた矢先、とらじろうのお腹の毛がキレイさっぱりハゲてしまうという事案が発生しました。
今年の猛暑で日々ぐったりしていたり、数日ほどおばーちゃん家にお泊りしたなど、猫的にストレスがたまってしまったのかもしれないと思い、なんだかんだで結局は動物病院へ行くことになったわけです。
わが家は何度か引越しを重ねていて、とらじろうがお世話になっている動物病院は少し離れた場所にあるものの、クルマで行ける距離ではあるので、大嫌いなケージに入ってもらって、いざ診察室へ。そこは地元でも有名な大きな動物病院なので、待合室はたくさんのワンコやニャンコでいっぱいです。
とらじろうはこういった場所がめっぽうニガテなので、ケージに入れた瞬間から“にゃーにゃーにゃーにゃー”大騒ぎする小心者……。待合室に入るとまわりのワンコがつられて騒いでしまうので、順番が来るまではクルマの中で待機です。ホントうるさ~。よそのにゃんこたちは、なんでみんなおとなしいんでしょうか……。
主治医とはいえ、予防接種もしばらくサボっていたくらいなので、病院に来るのは数年ぶりでしたが、診察室へ入るとドクターはちゃんととらじのカルテを持っててくれていました。しかし、今回はお腹のハゲについてなので、塗り薬かなんかもらって終わりかなーと思いきや、カルテを見て「昔骨折して大きな手術してるんですねー」と、昔話をはじめます。いや、とらじのこのお腹のハゲっぷりを診てくださいよ~。
「足の骨もそうですが、骨盤にもヒビが入ってたみたいですね」と、カルテに書かれた図を指差しながらココとココにヒビがあったと教えてくれます。いや、ハゲが……、と頭が『???』となってるところに「この傷が痛むんでしょう」との診断が。
「人間でいう、古傷が痛むってやつですね。7歳なのでそういう症状も出てくる年齢でしょうし」
あああ、そうだったのかー!!
日々ゴロゴロしているとらじろうにストレスがあったとは考えにくく、外にも出さない完全室内飼いなので、皮膚病をもらってくるという可能性も少なかったので「おかしいな~」とは思っていたんスよねぇ! お腹がかゆいとかストレスが、というのではなく、古傷が痛むから気になってなめているとのことだったわけです。
骨盤が痛むということは体の内側が痛むということで、位置的にはお腹側がシクシク気になる部分なのでしょう。人間でも古傷の痛みは、超絶痛い!というわけでなく「なんか気になるなぁ~」というくらいのじんわりとした痛みです。
動物にとってはこのビミョウな痛みは『なんだかよくわからないけどムズムズ気になる』レベルなので、ついつい、いつまでもなめ続けてしまうことになるわけです。お腹の毛がキレイさっぱりなくなってしまうほどに、シクシク痛み続ける……。あぁ、わかるよ、とらじろう。うんうん、わかるとも……!
と、原因がわかったところで猫に「その痛みは古傷のせいだからガマンしような」ともいえず、もちろんガマンできるわけもなく。ここは痛み止めを処方してもらって様子を見ましょうということになりました。いや~、持つべきものはやはり主治医ですな!!
引越しをするたびに「いっそ近所の動物病院に主治医を変えるかな」とか思ってたんですが、とらじろうはわりと健康体で、そこまで病院のお世話になることもなかったので「なんかあったら遠いけどいつものとこ行けばいいじゃん」ですませていたのが、今回は大正解でありました。
今回の腹ハゲ騒ぎで、今後の通院がどうなるかはまだわかりませんが、ココで気になるのがズーッと考えていた保険のこと。保険に加入するとしたら健康診断もしてもらわなければなりません。しかし今回のハゲを直さないことには、健康体とは見てもらえず保険に入れないかも……。
これらのこともどうなるかわからないので、診察のついでにドクターに聞いてみることにしました。
(続く)
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