アイペット、ペットの支出に関する調査結果を発表~主な要因は病気やケガの診療費
アイペット損害保険は、犬・猫飼育者の1025名を対象に、ペットの支出に関するアンケート調査を実施しました。2019年と2018年の年間ペット関連支出を比較すると「変わらない」と回答する犬飼育者が7割超を占めるなか、約4人に1人のペット飼育者は年間支出が「増えた」と回答していることがわかりました。また、ペット飼育者の支出に関する不安は主に「病気やケガの診療費」であることがあらためてわかる結果となりました。
2019年のペット関連の年間支出は、犬飼育者は「5万円以上~10万円未満」が約38%、猫飼育者は「5万円未満」が約44%で最多となりました。そのうち約71%が「変わらない」と回答する一方で、犬飼育者の24%、猫飼育者の約26%が「増えた」と回答していることがわかりました。
年間のペット関連支出が前年と比較し「増えた」と回答したペット飼育者に何にかける支出が増えたのかを質問したところ、犬飼育者の約55%、猫飼育者の約43%が「病気やケガの診療費」をトップに挙げました。金額にすると、犬飼育者の約27%、猫飼育者の約25%が1万円以上~3万円未満の範囲で増額と回答しています。なお、猫飼育者の場合、5000円以上~1万円未満も同率でした。
年間のペット関連支出の中で一番支出額が大きいと感じるものを質問したところ、犬飼育者の約40%、猫飼育者の約47%が「病気やケガの診療費」と回答しました。第2位に着目すると、犬と猫の飼育者の支出傾向に違いがみられました。犬飼育者は「ワクチン・健康診断などの予防費用」が約27%、猫飼育者は「フード・おやつ」が約31%となりました。それぞれの項目で2倍以上の差がついています。
「ペットが高齢になった際に何に一番お金がかかると思いますか?」という質問には、85%以上のペット飼育者が「病気やケガの診療費」と回答しています。ペットの老後の病気やケガの診療費」が、飼育者の懸念事項になっていることがうかがえます。
2019年10月には消費税の増税がありましたが、増税に備え、買いそろえたペット関連商品もしくは事前に備えたものの有無については、約79%のペット飼育者が「ない」と回答しました。また、「ある」と回答した犬飼育者の約55%、猫飼育者の約74%が「フード・おやつ」を選択しています。
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