馬のように食べる?“eat like a horse”

英語にも慣用句がありますが、動物が含まれるイディオムが頻繁に使われます。「ん?」と思うものから「へー!」と納得できるものまで、意味がわかると楽しさもひとしお。そんなイディオムを紹介していきますのでお楽しみに!

知らなきゃわからない動物の入ったイディオムの第8回目は“eat like a horse” です。

直訳は「馬のように食べる」ですが、このイディオムの意味は「食欲が旺盛である」「もりもり食べる」です。

みなさんは馬が食べるときの様子って見たことありますか?アメリカに来たときには、スマートな体型から大食いというイメージがなかったので、馬がそんなに食べるかなと思い調べてみたことがあります。

馬は草食動物で胃は小さく、一度にたくさん食べることができないので、1日のうち6割ぐらいを食べる時間に使います。長い時間をかけて食べる馬の行動から「馬は大食い」というイメージが生まれたのですね。むしゃむしゃ草をたべている馬の食べる様子も「もりもり食べる」ってイメージに繋がるかもしれません。私は大学時代に近くの牧場でアルバイトをしたときに毎日こうした光景を目にしました。

さて、ではどのように使うか紹介します。

これは私のまわりではよく使われるイディオムなんです。なぜかというと、“I eat like a horse.” なんです(笑)

友人とレストランに行くと

A:Don’t you think we’ve ordered too much?
 「オーダーしすぎじゃない?」

B:I don’t think so. Someone eats like a horse, right.
 「そんなことないよ! 誰かさんがもりもりたべるから」

というように、みんなが私を見ながらいうのです。だから私は開き直って、

私: Yeah, I love eating! I sure eat like a horse!
 「うん、食べるの大好き! 確かにもりもり食べるよー」

というように答えます(笑)

使い方としては、“eat like a horse” の前に人をいれます。“Tom(He, She)eats like a horse.” “You(I, We,They)eat like a horse.” など。eatの変化に気をつけてくださいね。

“When I was young, I used to eat like a horse.”(若かったときはもりもりたべていたなー)も、よくに耳にします。

“eat like a 動物の名前” にはまだいくつかあります。次回そのイディオムを紹介します。

I hope you will be looking forward to it. See you then!!