森永みぐのペット保険加入道 Vol.13

犬に比べて猫のペット保険への加入が少ないワケ

[2016/04/20 6:00 am | 森永みぐ]

さて、とらじろうの場合には、ペット保険に加入するためには、「告知事項」の記入が必要となります。3カ月以内に動物病院にかかったことのある病気やケガなどを、きちんと記入することで、実際に加入できるかどうかの判断部分となります。

しかし、すべてのことが白黒ハッキリしているものばかりではなく、病院にはかかってないけどコレって病気かしら? とかいう部分も多いわけです。とまあ、そうしたちょっと気になる部分は記入しておいたほうがよいのですが、実際にその部分で保険に入れなかったり、保険の対象外になってしまっては困ります。

不安になったら、動物病院でドクターに判断してもらうということが大切! というか、日ごろからかかりつけの動物病院で相談できる環境を整えるのが大切ですね。とはいえ、何度も何度も病院にかかるのも困ります。ですが、一度病気やケガをすると、再発の可能性はグンとアップするんだそうです……。

アイペット損保さんでは、ペットの疾患で多いのは、犬だと外耳炎や皮膚疾患、異物誤飲などなど。猫だと膀胱炎や腎不全などが加わるそうです。たしかにカンタンに治るような病気ではない感じ。

特に異物誤飲は「やめなさーい!」といっても相手は言葉が通じないので、一度やったらクセになって繰り返す可能性の高いトラブルです。私もペット保険を考えるようになったきっかけも、とらじろうの緑色のうんちにびっくりしたのが理由です。

そして意外と驚いたのが「再骨折」。一度骨折すると再び骨折してしまうペットたちも多いんだとか! 以前に骨折した部分を補おうと、ほかの骨に負担がかかってしまっていたりなどなど、原因はいろいろだそうですが、珍しいことではないんだそうです……。

ペットの世界も危険がいっぱいでありますなぁ。

そんな事例も、アイペット損保さんから話を聞いて初めて知るコトばかり。これまでに猫を十数匹も飼ってきているクセに、自分のリサーチ不足を痛感します……。

それもそのはず。猫飼いには、飼い主同士のつながりって意外と薄いんですよね。室内飼いが広まってきているので、お隣さんが猫を飼ってたこと知らなかったわぁ~、なんてことも多いですし、飼い主同士でも「ウチのニャンコってばこんなにかわいいんだよ~(^^」という話はしても、病気やケガの話題はしなかったりします。

その点、犬の場合は根っこからして違います。ペットショップから犬をお迎えするケースが圧倒的に多いので、そのときにペット保険に加入するケースがほとんどだとか。そして、犬は病気やケガに限らず、他人に怪我をさせた場合のトラブルも気になるところで、お散歩仲間との情報交換で保険の大切さが伝えられたり、身近な話題だったりするんですね。

でも猫といえば、野良猫を拾ってきたりとか、譲渡だったりとかで、その後は室内飼いにしてしまえば特に問題ないよね~、で終わってしまうことが多いワケです。ペット保険も、何かあってから考えるという後手後手に回ることになってしまう……。まさしくそんなパターンが私なんですが。実際に猫を飼っている人の保険加入率は、まだまだ低いそうです。

そして、やっぱり猫(とらじろうの場合)は、いつもグータラしていたり、くにゃくにゃ柔軟な身のこなしだったり、あんまり危なっかしい行動をしそうにないので「そんなにケガとかしなさそうだよね」と思ってしまうもの。

この気楽さがペット保険の大きな壁になってしまうんであります。なので、「ケガはまあ大丈夫だろうし、病気は歳をとってからの心配でいいだろう」と考えてしまいがちなので、ぜんぜん問題ないような猫に若いころから月々の保険料を払わなきゃならないとか考えると、どうしても損した気分になってしまうのは否めません。

愛猫のことを思えば、そんなみみっちいこと考えてちゃダメなんですけど、1000円ちょっとでもなるべく出費は抑えたいし~……なんて飼い主さんの心情もバッチリふまえて、アイペット損保さんでは50%と70%の保障割合の「うちの子」プランに加え、手術の保障に特化したお手ごろ価格の「うちの子ライト」プランがあるんです! コレ、パンフ見てたときにいいな~と思ってたんですよね。

確かに通院であれば、診察料は少々お高くても払えない金額ではありませんが、手術となったらドカーンと跳ね上がるのがペットの病気やケガ。そこだけをカバーしてくれるだけでも、いざというときには大助かりなわけですから、これはなかなかミリョク的……!

何気にかゆいところに手が届くプランが魅力のアイペット損保さん! 年齢もオーバーしてないし、これはイケるかしら!?

[森永みぐ]