愛犬トラベラーのHappy紀行Vol.21

e-bikeサイクリングで愛犬との旅の楽しさが広がった!【白馬岩岳愛犬満足旅 後編】

[2022/10/18 6:01 am | ペットジャーナリスト 阪根美果]

初日は天候にも恵まれ “ペットフレンドリーエリア” 白馬岩岳マウンテンリゾートを満喫しました。2日目は曇りで昼ごろから雨の予報でしたが、なんと朝から快晴でした。さすが晴れ女! さらにe-bike Watchのスタッフも晴れ男だそうで、ふたりの晴れパワーが旅をサポートしてくれました。それではさっそく2日目のスタートです。

朝食はお部屋でゆっくりと

快適なベッドでよく眠れたようで、目覚めはスッキリ。さっそく、宿の周辺を散歩することにしました。少し歩くと周辺には畑や田んぼがたくさんあります。農道をのんびりと愛犬たちと散歩しました。稲穂が朝日に照らされ、黄金色に輝いてとてもキレイでした。30分ほど朝の静かな散歩を楽しんで宿に戻りました。

昨日、自転車で走ったところを散歩してみました。愛犬たちはちょっと眠そう(笑)

愛犬たちは持参した朝食を食べました。私の朝食はあらかじめ冷蔵庫に用意されていました。フレンチトーストとウインナーはフライパンで調理。スープは電子レンジで温めます。その他、サラダとハムが付いています。デザートのヨーグルトは、昨夜に愛犬たちと食べちゃいました(笑)。大満足の朝食でした。

朝食はキッチンで調理します。これもまたおもしろい趣向だと思います

再びe-bike+犬用トレーラーで出発!

宿のチェックアウト時間は11:00ですが、午前中にいろいろ回ろうということでe-bike Watchのスタッフと9:00に駐車場で待ち合わせ。チェックアウトは部屋の鍵を下駄箱の上に置くだけでした。犬連れには助かります。

さあ2日目のサイクリングに出発です!

今日はここからまずはSL(蒸気機関車)を見に行くことになりました。かつては日本全国の至るところを物資や乗客、また人々の思いを乗せて走り抜けたSLです。白馬アルプスオートキャンプ場の入り口付近にディスプレイされているというC56-150号機を目指して出発です。

2日目は最新鋭のe-bikeにチェンジ。昨日よりもさらにパワーアップしているので安定感や推進性よく、どんどん進んでいきます。ただしリリース前ということで、全貌をお見せできないのが残念……(モザイク処理でごめんなさい)。近々「e-bike Watch」で紹介されるとのことなのでお楽しみに。

慣れたもので、ときおり顔を出して景色を眺めています
こんな楽しそうな表情をしていたんだね

ここは、昨日訪れた白馬大橋より下流の松川大橋の近くです。犬用トレーラーに愛犬たちを乗せて、e-bikeは軽快に走ります。すっかりe-bikeの運転にも慣れて安定して走れるようになりました。その分、揺れも少なく愛犬たちも快適そうです。

ひっそりと佇むSL。近くでみるとその大きさにビックリ

サイクリングを楽しんでいるうちに、SLに到着しました。近くで見ると大きいです。残念ながら、保存状態はあまりよくなかったのですが、実物を間近で見ることができて良かったです。ちなみに、この白馬アルプスオートキャンプ場はペット不可です。愛犬が入って行かないように注意が必要です。

夏は川遊びができるそうです
コントラストが美しい秋の白馬。これから紅葉の時期になります

そして、白馬大橋沿いをサイクリングして、松川の河原で下りてみることにしました。本当に水がキレイで、見ていると清々しい気持ちになります。ジギーベイは水が嫌いなので川に近づきませんでしたが、リーティラは川の水を何度も飲んでいました。冷たくておいしかったようです。

迫力満点の白馬ジャンプ台へ

白馬ジャンプ競技場は、1998年長野冬季オリンピックで数々の熱戦が繰り広げられたジャンプ台です。日本ジャンプチームが金メダルに輝いた場所なので、見逃せません。ジャンプ台の下付近は、リードを付ければ愛犬も行くことができるので、さっそく向かいました。

ジャンプ台下までは、トレーラーをバギースタイルにして使ってみました

表彰台にバギースタイルにしたトレーラーを横付け。愛犬たちも外に出て見学です。近くで見るとその高さと急な斜面に驚きます。迫力があってとても感動しました。表彰台があったので、私は写真撮影用に用意されたスキー板を持って愛犬たちと記念撮影をしました。

私は銅メダル? さてなんの順位でしょうか…
せっかくなので、テレビでも見たジャンプ用スキー板と共に記念撮影

残念ながら、ジャンプ台の上には愛犬を連れて行くことはできませんが、リフトの上からの眺めは絶景だとか。途中の階層には当時のオリンピックの記念品などが置いてあるそうです。興味のある人はぜひ上がってみてください。

ランチはForest Garden SEASHAへ

お腹が空いたので、帰路に着く前にランチをすることにしました。北アルプス白馬山麓の森の中に位置する「Forest Garden SEASHA」は、e-bike Watchのスタッフが探してくれました。緑に囲まれ、森林浴を楽しみながら、のんびりと過ごすことができる素敵なカフェです。

森のなかに佇むカフェ「Forest Garden SEASHA」
看板犬のロンタくんが友人の愛犬の兄弟犬であることが判明。これもご縁ですね
思わず目を疑った「エイリアンジャーキー」。宇宙人の肉ではありません

オーナーご夫婦と看板犬のレオンベルガーのロンタくんが迎えてくれました。メニューを見て決めたのは、「キーマカレーwith白馬産紫米入り雑穀米 ミニサラダ付き(1,200円)」です。それにドリンクセットの「生レモネードソーダ(400円)」を注文しました。見た目も味もよく、大満足のランチでした。そういえば昨日のランチもカレーでした。カレー好きな私(笑)。

2日目のランチもカレー! ホットドッグプレートもおいしそうです

ランチのあとは、このカフェに併設された「森の中のドッグラン」で遊ぶことにしました。その名のとおり、地形をうまく利用してつくられています。落ち葉がクッションの役目を果たしている、足に優しいドッグランです。愛犬たちもとても楽しそうに遊んでいました。

カフェに併設されているドッグラン。静かで空気が澄んでいてリラックスできます

e-bike+犬用トレーラーを下ろし、カフェ周辺で乗ってみることにしました。すると、カフェのオーナーがe-bike好きだということがわかり、試乗してもらうことに。e-bike好きな人が意外と多いのには驚きました。

さあ、いよいよ帰宅です。帰路は工事渋滞を避けて少しと遠回りのルートに変更しました。おかけで、渋滞に遭わずに、スムーズに帰宅できてよかったです。

まとめ

今回の旅はe-bike+犬用トレーラーを利用することにより、より充実した時間を過ごすことができました。移動のたびにクルマを使うのではなく、クルマ(駐車場)を中心にして周囲に点在する拠点にe-bike+犬用トレーラーで移動する。まさに“ハブアンドスポーク”的な楽しみ方です。

白馬にはe-bikeが似合う。犬連れの人は、e-bike+バーレーの犬用トレーラーがオススメです

もちろん、大自然の新鮮な空気を吸いながら、愛犬とともにサイクリングしながら観光スポットを巡ることができるのはとても新鮮で楽しい時間になりました。

今回の目的だった白馬岩岳マウンテンリゾートは、ペットと一緒に過ごせるさまざまな施設やアクティビティが充実していて、まさに “ペットフレンドリー” なエリアでした。ほかの犬が苦手なリーティラが楽しめるかどうか心配でしたが、大自然の広い空間なので距離を取りながら楽しく過ごすことができました。初めて体験することも多く、愛犬たちにも良い刺激になったようです。

白馬には愛犬とともに訪れることができる観光スポット、カフェやレストラン、ホテルなどが充実しています。季節によりさまざまな姿を見せてくれる魅力溢れる白馬に、みなさんも愛犬とともに出かけてはいかがでしょうか。

いろいろな体験をできた旅でした。楽しかったね!
[ペットジャーナリスト 阪根美果]