スタパ齋藤の猫がたり Vol.203

プレーリードッグやミーヤキャットの習性で猫集会の目的が見えてきた?

[2024/06/05 6:01 am | スタパ齋藤]

本連載の過去記事「猫集会をいまも調べている。本当の目的は何だろう?」に書きましたが、まだまだ謎の多い「猫の集会」。空き地などにときどき猫が集まっていますが、あれってどういう理由なんでしょうね。

筆者は「もしかして猫集会の目的ってコレ?」という妄想をしがち。そして、今回した妄想は「猫集会ではそれぞれの猫が見張り役的なセンサーで、外敵に襲われるなどのリスクをいち早く察知するために、集まっているのでは?」というもの。

プレーリードッグとかミーアキャットとかって、群れで暮らして、見張り役となる個体が立って警戒態勢になったりしています。見張り役が天敵の襲来を察知し、仲間に危険を知らせるというアレですね。

AI生成のプレーリードッグ画像。プレーリードッグはリス科の動物で、群れで生活します。抱き合ったりキスしたりして挨拶し、巣穴付近の盛り土の上で見張り役が外敵の侵入を知らせます
AI生成のミーアキャット画像。ミーアキャットはマングース科の動物で、やはり見張り役が立ち上がった姿勢で外敵の侵入を知らせます。立った姿勢では太陽光を浴びて体を温めもするそうです

猫は群れをなさない動物なので、プレーリードッグやミーアキャットのように明確な見張り役はいない気がします。ですが、もーしかしたら、群れで生活し始めていて、その兆しが猫集会なのでは! 未来には猫は群れて暮らす動物になるのでは! みたいな?

AI生成の「猫の群れ」の画像。多数の猫が共同生活し、見張り役なども置くことで、より強い種になっていくのでは! 的な?

でも、こんなに大量の猫が組織的に行動するようになったら、なんか人間は簡単に支配されちゃいそうですね。「こんなに大量の猫が! かわいすぎる!」みたいに。

[スタパ齋藤]