太鼓判ブリーダー日記Vol.144

田んぼに水が入りカエルの大合唱が始まった!

[2023/05/09 6:01 am | Cattery Amangroup/阪根美果]

4月後半から5月にかけて、わが家の周りでも田んぼに水が入り田植えがはじまりました。「もうそういう時期かぁ」と買い物に行くすがら感じています。

昨夜は雨。愛犬たちのトイレに庭に出ると、聞こえてきたのはカエルの鳴き声でした。暗くて姿は見えませんが、そこら中にカエルがいることが伺えます。この時期になるとから鳴き始め、稲が育つにつれてますます賑やかになります。なので、まだまだ序の口なのです。

滋賀県には16種類のカエルが生息しているようです。しかし、必ずしもすべての田んぼにその種がいるわけではなく、その環境に合わせて生息する種類が違うそうです。しかし、近年は減反や宅地化などが進んでいて、少しずつカエルの鳴き声を聞く機会が減っているとか。市街地ほどその傾向にあるようです。

信楽にはまだまだ田んぼが残っています。信楽焼ではタヌキの置物が有名ですが、カエルの置物も多く見られます。カエルもこの地に住む人々とともに生きてきたのでしょう。春の代名詞のように、はるか昔からこの大合唱は続いてきたのです。

今朝、雨が止んだので庭に出てみると、何匹かの小さなカエルがピョンピョンと飛び跳ねていました。愛犬たちは興味津々でカエルの後を追いかけて走っています。都会に住んでいてはできない体験を楽しんでいるようです。

季節を五感で感じる暮らしは、私にも愛犬たちにもよい影響を与えてくれます。「生きる」ことに彩りを添えてくれているように感じています。しばらくはカエルの大合唱に耳を傾けながら「初夏」を楽しみたいと思います。

[Cattery Amangroup/阪根美果]