先日、東京都の大田区産業プラザPiOでキャットショーが開催されました。開催したのはTICA(The International Cat Association)に所属するショーナンキャットクラブで、当日はたくさんの猫たちが集まり、会場も華やかな雰囲気に包まれていました。
TICAとは、1979年に設立された純血種および家庭猫(ハウスホールドペットキャット)の世界最大の血統登録団体であり、キャットショー公認機関としても世界最大級です。猫のスタンダードの保全管理を徹底し、その血統を後世に伝えることを最大の使命としています。現在、日本にはTICAに所属するキャットクラブが17団体あり、各クラブが国内登録猫の血統を管理し、繁殖された猫の正当な血統書を発行するとともに、年間30回程度のショーを開催しています。
TICAが公認する純血種には、すべてスタンダードというものが定められています。これは、その猫種がどういう容姿をしているべき猫なのかと詳細に決めているもので、使役目的ごとに交配が進められた犬と大きく違う点です。よってスタンダードに近い猫ほど誰が見ても魅力的で、一度は飼ってみたいと思える猫というわけです。
TICA登録キャッテリーのブリーダーは、猫をショーに出陳することにより、ジャッジの厳選なる審査を受けます。ショーは単に優劣を競うのではなく、猫がスタンダードに沿っているのかを客観的に評価してもらうことなのです。そして、ブリーダーはその評価をベースに、よりスタンダードに近い猫を産出するために努力を続けているのです。ショーについては、以前に「猫の血統を考える」という記事でもご紹介しました。
今回は、猫や犬と暮らす家庭にオススメな家電メーカーのマクセルが協賛しました。展示した製品は、オゾンの力で除菌・消臭・ウイルス除去をする「オゾネオ」シリーズと電解式水素シャワー。
「オゾネオ」はすでにブリーダーでも愛用者がいるように、多頭飼育環境でも確実に効果を発揮します。オゾンは身近でも多く使われていて、ホテル、ケアセンターや病院、さらに食品工場などでも除菌に活用されているのです。
一般的に、除菌などには次亜塩素酸系溶剤が使われることがありますが、衛生基準の高い食品工場では、食品に塩素が付くことを嫌いオゾンで部屋全体を除菌・消臭したり、オゾン水で食品を洗ったりしているのです。オゾンは少し時間を置くと酸素に戻るため、オゾン水で洗ったものを口にしても残留物が残らず健康上問題ないのです。
オゾネオは低濃度オゾンを発生させているので、さらにペットや人体にも安全・安心な設計になっています。愛猫家・愛犬家でもある“家電おじさん”こと藤山哲人さんも愛用しているので性能は確かです。
一般的に、空気清浄機のみで除菌・消臭をしている家庭がほとんどだと思いますが、空気清浄機は“守り”の除菌・消臭といえます。空気中のニオイやウイルスを吸い込み、フィルターで除去して空気をキレイにします。しかし、壁やカーテン、ソファーやカーペットに付着したニオイや菌には“攻め”の除菌・消臭が必要となります。「オゾネオ」はオゾンを発生させることで、こうしたニオイや菌を攻めるのです。空気清浄機だけでなく、オゾネオと組み合わせることで、ペットを暮らす空間を最適な空気環境にしてくれるのです。
もうひとつの「電解式水素シャワー」は、人間用だけでなく犬や猫にも活用されています。水素は地球上でもっとも小さな元素で、皮膚の古い角質や毛穴の奥に詰まった汚れを洗浄してくれるといいます。
キャットショーに参加するブリーダーは、ショーに参加する前日に猫を洗います。油落とし、下洗い、本洗い、リンスと洗いだけでも1時間以上をかけます。そんなときに、この水素シャワーを使うことで洗いの回数が減ったり、時間が短縮されるので猫のストレス軽減になるなどメリットが大きいようです。しっかり汚れを落とし、うるおいを守りながら強くしなやかな被毛を維持します。ジャッジの方々も、ひときわなめらかな手ざわりに驚かれていました。
このようにペトハピでは、人だけ、猫だけでなく、家族みんなが使える製品をとおしてペットとの生活を豊かにする情報を提供しています。