ペットのいる部屋のニオイを脱臭するプラズマクラスター除菌脱臭機

[2019/06/13 6:00 am | 編集部]

シャープは、イオン濃度を約5万個/立方センチメートル以上まで高めた「プラズマクラスターNEXT」と、吸着したニオイを高効率で分解する「光触媒脱臭フィルター」の搭載により脱臭性能を徹底強化した、「プラズマクラスター除菌脱臭機(DY-S01)」を発売しました。

「プラズマクラスター除菌脱臭機(DY-S01)」

「プラズマクラスター除菌脱臭機」は、シャープの独自技術でもあるプラズマクラスターの濃度をこれまでの約2倍(約5万個/cm3)以上まで高めた「プラズマクラスターNEXT」ユニットを搭載したことにより、住宅内で発生する「8大生活臭」すべての消臭スピードが約1.5倍以上にアップしました。

カットモデル

10畳程度の試験空間で、ニオイを付着させた試験片を本機の吹き出し口から約50cmに設置する実験をしたところ、約4時間で気にならないレベルまで消臭されるという結果になりました。説明員によると、このように染み込んだニオイには直接プラズマクラスターを吹きかけないと効果は薄いとのこと。持ち運びに便利な形状なので、気になるところに集中して当てるのがよいようです。

いろいろなシーンで除菌・脱臭できます
くさやを使った実験

また、可視光対応型光触媒を使ったフィルターを搭載することで、ニオイ成分を高効率で分解します。この光触媒はシャープが独自開発したもので、従来の紫外光(UVランプなど)だけでなく、可視光(青色LED)にも反応するのが特徴です。さらに、形状も円筒型なので360°脱臭し、10年後でも脱臭性能が約94%持続します。

タバコのヤニをつかった実験
光触媒溶剤は外販する予定もあります

ペットと暮らしているとニオイは気になるものです。これまでの空気清浄機のみだと力不足ではありました。空気清浄機に、この「プラズマクラスター除菌脱臭機」を併用することにより、ダブルの効果でペットと暮らす空気環境を改善してくれるかもしれません。

「プラズマクラスター除菌脱臭機(DY-S01)」
脱臭適用床面積:~15畳(約25m2
プラズマクラスター適用床面積:約8畳(13m2
電源:100V 50-60Hz共用
消費電力:2.2~11W
待機時消費電力:約0.45W
運転音:24~48 dB
外形寸法:径233×高さ570mm
重量:約3.9kg

[編集部]