「愛犬トラベラーのHappy紀行」Vol.3

飛騨高山で愛犬と一緒に雪遊びと温泉を楽しむ

[2018/02/20 6:00 am | 編集部]

岐阜県高山市にある「高山わんわんパラダイスホテル」は、北アルプスの大自然の森と清流に囲まれたリゾートホテルです。すべての施設が飼い主と愛犬のためにつくられた、その名のとおりパラダイス(楽園)です。レストラン、森のドッグラン、お散歩コース、愛犬サロン、グルーミングルームなど犬目線でさまざまな施設が付帯されていますが、なんといっても、オススメは貸し切り個室温泉棟にある内風呂(わんちゃん専用風呂付)です。飼い主と愛犬が家族水入らずで、温泉を楽しむことができるのです。そう、愛犬と一緒に温泉に入れるのです。しかも、温泉の効果が抜群だとか。今回はその効果を実感すべく、1泊2日の旅をしたラブラドールレトリーバーの「もゆ」ちゃんと、飼い主である「愛犬トラベラー」の吉田夫妻に旅のお話をお聞きしました。

ラブラドールレトリーバーの「もゆ」ちゃん

まずは雪の高山の古い街並みを探索

滋賀県草津市を出発して名神高速道路、東海北陸道を走り、ひるがのあたりまで来ると、急に積雪が道路の横に見え始めました。道路にもうっすらと雪が積もっています。慎重に運転していると、突然、前の車がスピン。危うく巻き込まれそうになりました。雪が降る地域ではスタッドレスが必須です。さらに積雪も考えてチェーンも持参するとよいでしょう。お出かけの際にはそういった準備が必要です。気を取り直して、ゆっくりとクルマを走らせて、高山市街に到着。

雪道を走る場合は事前準備と安全運転が大切です

さっそく、高山の古い街並みを散策しました。ここは、江戸時代からの街並みが保護されていて、城下町の中心、商人町である上街、下町の三筋の街並みを合わせて「古い街並み」と呼ばれています。「飛騨の小京都」とも言われていて、観光客の一番の人気スポットなのです。

風情のある町屋が立ち並び、造り酒屋や味噌屋のほかに、雑貨屋、カフェ、レストランなどが軒を連ねています。昼食は迷いに迷いましたが、人気のお蕎麦屋さん「めん処 ながせ」でいただくことにしました。ここは、飛騨(高山市国府町)産のそば粉を使った手打ち蕎麦のお店です。こだわりを持っている職人さんがやっているお店で、ホームページに書かれている「ながせの哲学」を読んでから訪れると、さらにお蕎麦を味わい深くいただけると思います。とてもおいしくいただきましたよ。

まさにわんわんパラダイス!

高山市街からクルマで40分程度で「高山わんわんパラダイスホテル」に到着しました。石畳の階段を上がるとホテルの入口ですが、その手前に足洗い場が設置されています。タオルも用意されていて、「もゆ」も足をキレイに洗ってからチェックインしました。

スタッフが丁寧に利用方法について説明してくれるのですが、みんな犬好きというのがわかるとても優しい対応をしてくれます。今回は「WESTERN」という洋室ツインルームに宿泊です。部屋の窓から見える雪景色がとても印象的です。2名+「もゆ」には十分な広さがあります。床はすべてじゅうたん張りで、フローリングが苦手な犬にも優しいつくりになっています。ラブラドールレトリーバーの「もゆ」にはとても嬉しい仕様です。

洋室ツインルーム「WESTERN」

犬用のアメニティはトイレトレイ、トイレシート、エチケット袋、粘着ローラー、消臭剤です。食器や寝具などの身の回りのもの、そのほかに必要なものは持参しました。ここは、ベッドに犬が上がるのは厳禁なので、上がる癖がある場合は万が一に備えてシーツなどを持参することをオススメします。

お部屋のチェックのあとは、館内散策へ。ノーリードで楽しめる愛犬サロン(室内ドッグラン)では天気が悪くても遊ぶことができます。セルフのグルーミングルームは、シャンプー・リンス・ドライヤー・タオルが用意されています。天井が吹き抜けのラウンジでは、愛犬とゆっくり過ごすことができます。売店には、犬の商品が多数用意されています。とにかく犬目線の施設が充実していて、まさにわんわんパラダイス。館内どこへ行くにも気兼ねなく「もゆ」を同伴できるので、安心して過ごすことができます。
※犬の宿泊費は小型犬1頭1030円、中・大型犬1頭2060円、1室に付き2頭目からは半額になります。また、5種以上の混合ワクチンと狂犬病予防接種を1年以内に受けていることが証明できるものを持参する必要があります。

深雪のドッグランで大はしゃぎ!

敷地内にあるドッグランは、500坪の広さがあります。春は新緑、夏は木陰で涼を、秋は紅葉、冬は雪と四季折々の風情を楽しめる大自然に囲まれています。もちろん、いまは冬なので深雪を楽しみます。日の出から日没まで、宿泊者は何度でも無料で利用することができます。

さっそく、「もゆ」もドッグランへ。さすが高山、積雪量が違います。一面が深雪です。「もゆ」は大はしゃぎで走り回りますが、もう埋まってしまいそう。ボールを投げたら行方不明になります。場所がわかっても雪の中に顔を突っ込まないと取れません(笑)。

雪の中でボール遊びを楽しむ「もゆ」
ズボッ!

かまくらのように雪にぽっかり穴が開いていたので、好奇心旺盛な「もゆ」はとりあえず中に入ってチェック。これも雪が多いから体験できることです。途中から宿泊客の愛犬のゴールデンレトリーバーと柴犬が合流したので、ますますテンションが上がって走り回ります。思いっきり遊んで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

穴の中をチェックする「もゆ」
なんにもないや~
お友だちの登場でテンションアップ!

貸し切り個室温泉棟にある内風呂(わんちゃん専用風呂付)を満喫

ホテルの本館から80mほどのところにある温泉棟には、露天風呂の岩風呂、檜風呂、石風呂を備えた6室と内風呂(わんちゃん専用風呂付)が4室あります。今回、私たちが目的としていたのは、「もゆ」と一緒に入れる内風呂です。滞在中は受付時間内であれば、何度でも利用できます。落ち着いた雰囲気の中で、家族でゆっくり飛騨高山温泉を堪能することができるのです。

お風呂に入ると、洗い場は一緒ですが、湯船は私たち専用と、わんちゃん専用と別々になっています。床面はざらざらの石造りなので、滑らない仕様で安心です。温泉の泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進などに効果があるそうです。「もゆ」も気持ちが良いのか湯気の中でご満悦の笑顔です。私たちも「もゆ」もゆっくり湯船につかります。

わんちゃん専用風呂に入る「もゆ」
気持ちいい~

やっぱり「もゆ」と一緒のお風呂はとても楽しくて幸せ。家族でゆっくりと温泉を満喫しました。驚いたのは温泉からあがって乾かしたあとの「もゆ」の毛並み。なんとフワフワなのです。体を洗ったあとに最後に温泉をかけるだけでそんな効果もあります。飛騨高山温泉はすごいです!

乾かしたあとに毛並がフワフワでびっくり!

夕食に本格和懐石料理を堪能する

このホテルは1泊2食付で、天然木をふんだんに使用した開放的なレストラン「花鳥」で本格和懐石料理をいただくことができます。犬も同伴OKなので、「もゆ」といっしょに行きました。自然豊かな飛騨高山の素材を使用した料理は彩も豊かで、どのコースを選んでも楽しめそうです。もちろん、飛騨牛は欠かせない素材として使われています。今回は頼みませんでしたが、なんとわんちゃんメニューにも飛騨牛が使われているのです。「飛騨牛の炙り」「飛騨牛のしゃぶしゃぶ仕立て」など、なんともおいしそうなメニュー。飼い主も愛犬も満足できる夕食をいただくことができます。

飛騨高山の素材を使用した懐石料理

食後は部屋でのんびりまったり

夕食後も日没まではドッグランで遊べるのですが、この日は残念ながら雨。愛犬サロン(室内ドッグラン)で少し遊んだあとは、部屋でのんびり過ごしました。私たちのほかにも宿泊客はいましたが、鳴き声など気になることはなく、快適に過ごしました。鳴いてしまうことが不安な場合は、ホテルの離れとしてつくられたコテージを利用されることをオススメします。犬用アメニティもさらに充実しているので、快適に過ごせると思います。

朝食に高山名物の朴葉味噌をいただく

ゆっくり起きて、温泉に入ったあとは楽しみの朝食です。このホテルでは朴葉味噌(ほうばみそ)をいただくことができるのです。これは飛騨高山地方に伝わる郷土料理で、お味噌に薬味や山菜を混ぜて、朴の葉の上で焼いたものを言います。白いご飯の上に乗せて食べれば、もう何杯でも食べることができるおいしさなのです。今回は豆腐や茄子、パプリカ刻みネギなど野菜を味噌の上に乗せて焼きましたが、味噌との相性は抜群! これを食べるために、このホテルのリピーターになりそうです。おいしい料理をいただくのは旅の醍醐味。とても満足しました。

絶品の朴葉味噌

ドッグランで爆走&家族写真撮影

朝食後は、雨も止んでいたのでドッグランでひと遊び。昨日も一緒に遊んだゴールデンレトリーバーと柴犬、そして初めましてのコーギーと一緒に大爆走です。みんなと一緒に楽しく遊びました。そして、落ち着いたところで、予約していたカメラマンによる写真撮影をしてもらいました。このホテルでは、専属カメラマンが飼い主と愛犬の写真撮影をしてくれます。撮影場所は大自然を生かした屋外です。躍動感溢れるショットが撮れると評判なのです。もちろん、今回のバックは雪景色。なかなか家族写真を撮る機会がなかったので、とてもよい思い出になりました。

この日はコーギーも仲間入り
みんなで大はしゃぎ
専属のカメラマンに撮影してもらった「もゆ」
躍動感溢れる「もゆ」
雪景色をバックに家族写真

帰路は荘川へ寄り道

宿をあとにして、日本最大級の巨大な五連水車や巨大石臼がある「そばの里」である荘川に立ち寄りました。ここには私たちがお気に入りのお蕎麦屋さんがあります。荘川で丹念に育てられ、収穫された蕎麦を、一流の職人が手打ちしています。なかでも「蕎麦正」のお蕎麦は、郷土愛溢れるご主人が心を込めて打っています。遠方から訪れる方が多い人気店なのです。今回いただいたのはへぎそばという2~3人前のお蕎麦。お塩でいただく食べ方もあり、それがかなり気に入っています。変わらぬ味に感動しながら、帰路に着きました。

「蕎麦正」のへぎそば

―まとめ―

「高山わんわんパラダイスホテル」は、犬と泊まれる専用宿なので、犬目線の充実した施設が整っています。すべての宿泊客が愛犬とともに利用しますし、もちろんスタッフも犬好きですから、気兼ねすることなく、安心して楽しい時間を過ごすことができます。なんといっても、家族で貸し切り個室温泉にゆっくり入れるのは、とても贅沢で幸せな時間。家族の素敵な思い出となることでしょう。周辺の観光も充実していて、郷土料理も堪能できる飛騨高山の旅。ぜひ、みなさんもお出かけください。

[編集部]