英語にも慣用句がありますが、動物が含まれるイディオムが頻繁に使われます。「ん?」と思うものから「へー!」と納得できるものまで、意味がわかると楽しさもひとしお。そんなイディオムを紹介していきますのでお楽しみに!
知らなきゃわからない動物の入ったイディオムの第12回目も食べることにちなんだイディオム “pig out” です。
第9回でご紹介した “eat like a pig”は「ガツガツ食べる」という意味でしたが、覚えていますか? “pig out” も同じような意味ですが、ちょっと使い方が異なります。“eat like a pig” は人の様子を表現するときに使い、“pig out” は行動を表し「たくさん食べる」「大食いする」「食べすぎる」となります。
例えば下記のような使い方です。
Friend:You aren’t eating much today. What’s wrong?
Me:I went to a party last night and pigged out…
友達:今日あまり食べてないじゃん?どうしたの?
私:昨日パーティーに行って、食べすぎちゃったの。
何かをたくさん食べた時は、“pig out” の後に ”on” をつけます。
I pigged out on pizza.(ビザをたらふく食べた)
“Don’t” を前につけたら「〜するな」となります。
Don’t pig out!(食べ過ぎるなよ~)
私は仕事が終わった後に、“I had a very busy day today. Let’s go pig out!” ってよく言います。“pig out” するとお腹がいっぱいになりますよね。そんな時には以下のフレーズを加えます。
I’m full.
(お腹いっぱい)
I’m stuffed.
(満腹だ/お腹がはちきれそう)
まとめとして、私がよく使うフレーズを紹介しますね。
“I’m stuffed. I can’t eat anymore, but there is always room for dessert.”
「満腹、もう食べられない… でもデザートは別腹!」という意味になります。
ちなみに、「デザートは別腹だ」という表現は、“I always have room for dessert.”とも言います。
それではまた次回。Let’s call it a day! Let’s go pig out!