「寒暖差疲労」というのがあるらしいです。気温差(7℃以上)が大きいと起こりやすくなるもので、体温を調節する自律神経が過剰に働き、全身の倦怠感、冷え性、頭痛、首こり、肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)などの症状が出る「気象病」のひとつだそうです。
寒暖差は季節の変わり目に起こりやすく、さらには室内外の寒暖差や前日との気温差でも起きます。特に運動不足の場合には、自律神経の調節力も低下していることが多く、そうなると身体が寒暖差に敏感に反応をしてしまうようです。
じつは先日(5月10日)のわが家周辺は、最高気温が25℃。最低気温が0℃でした。その気温差は25℃。あり得ない。しかも0℃なんて真冬ですよ……。
深夜まで仕事をしていたのですが、どんどん寒さが増してきたので、慌てて猫たちの部屋の暖房を稼働させました。私も寒くて「着る毛布」を引っ張り出して着ることに。
GW中は夏のように汗ばむ日が多かっただけに、この寒暖差はかなり体に堪えます。愛猫もくしゃみをする子がいたので、免疫力を上げるサプリメントを飲ませました。
人の場合はこの「寒暖差疲労」にならないために5つの対策があるそうです。
体を内から温める
冷たい飲み物や体を冷やす食材をとり過ぎない。
体を外から温める
入浴時はぬるめ(38~40℃)のお湯に10~15分程度、肩までしっかり浸かる。就寝時は首を冷やさないようにする。外出時は冷えないような服装で。
体を軽く動かす
軽い筋力トレーニングや全身のストレッチをする。極力階段を使う。ウォーキングをする。
ゆっくりと深い呼吸をする
深い呼吸をすることで副交感神経が刺激され、自律神経を整える。
腸内環境を整える
腸の健康は全身の健康に影響するので、腸内環境を整えることは「寒暖差疲労」を予防する上で重要なこと。善玉菌を増やして腸の調子を整える。
体を内から暖めることや腸内環境を整えることは、犬や猫にもできることですよね。私自身はもちろん、愛犬や愛猫にもやってみようと思いました。
しかし、この寒暖差は激しすぎます。早く落ち着いた気候になってほしいものです。