今年は犬・猫ともに同じ名前が1位に! アイペット「ペットの名前ランキング2021」

[2021/05/27 6:00 am | 編集部]

アイペット損害保険は、2020年4月1日~2021年3月31日の間に、アイペットのペット保険に新規で加入したペットを対象にした「ペットの名前ランキング2021」を発表しました。

総合ランキングでは、犬・猫ともに「むぎ」が初の第1位を獲得し、2017年度に調査を開始して以降初めて、犬・猫共通で同じ名前がトップを飾りました。犬の「むぎ」は、昨年圏外から初めてトップ10入りを果たし、そこからわずか1年でトップの座に輝いております。また、猫の「むぎ」も、調査開始以来3連覇中だった「レオ」を押しのけ首位に躍り出るなど、ここ数年で「むぎ」の人気は急上昇しています。

今回犬・猫ともに初ランクインを果たした「ラテ」は、昨年新シリーズが開始した子ども向けアニメに登場するかわいらしいキャラクターの名前にも採用されており、来年以降も人気が高まっていくことが予想されます。しかし、人気が急上昇した名前が増える一方で、これまで毎年ランクインしていた犬の「もも」、猫の「ルナ」「そら」が初めて総合ランキングから圏外に後退する結果となりました。

犬の性別ランキングでは、男の子は「レオ」、女の子は「ココ」が6年連続でトップの座を守り、不動の人気を誇っております。男の子では1位「レオ」、2位「マロン」、3位「チョコ」、4位「そら」まで昨年と同様の順位となっており、上位陣は安定した人気を保っています。今回初ランクインしたのは、5位「むぎ」、6位「ロイ」、9位「ラテ」で、その中でも6位の「ロイ」は、人気ゲームや漫画に出てくるかっこいいキャラクラーが由来となり人気が高まっているようです。

女の子のランキングでは、1位から10位まで昨年と同じ顔ぶれが並ぶ中、3位の「むぎ」が4つ、5位の「こむぎ」が3つ順位を上げるなど、「むぎ」がつく名前の人気が急上昇しています。

猫の性別ランキングでは、昨年に引き続き男の子は「レオ」、女の子は「きなこ」がトップとなりました。男の子では、総合ランキングで惜しくも首位の座を譲ることになった「レオ」が、6年連続で1位の座を守り抜きました。また、7位の「ラテ」、8位の「ルイ」が初のトップ10入りを果たしたほか、2位の「むぎ」、4位の「きなこ」が3つずつ順位を上げるなど、急上昇しています。

女の子では、昨年より4つ順位を上げた「むぎ」や、初のランクインとなった8位の「こむぎ」、2年ぶり、3年ぶりに再ランクインを果たした9位の「マロン」、10位の「あずき」など、「食べ物」をモチーフにした名前が人気のようです。

犬種別の名前ランキングでは、昨年同様にトイ・プードル、チワワ、ミニチュア・ダックスフンドで「モカ」「チョコ」「マロン」「ココ」が共通してランクインしています。柴犬も昨年に引き続き、ひらがなで和風な名前が並びました。3位「まめ」、5位「はな」が2年ぶりにランクインするなか、4位の「こむぎ」は初のトップ5入りを果たすなど、ほかの3犬種と比べて毎年顔ぶれが入れ替わっています。

猫種別の名前ランキングでは、総合ランキングで第1位となった「むぎ」が、3種に共通してランクインしました。アメリカン・ショートヘアでは、呼びやすくかわいらしい印象がある「2文字」の名前が上位に並ぶ結果となりました。

今回の調査では、調査開始以降、初めて犬・猫共通の名前がトップを飾りました。また、犬種別ランキング「トイ・プードル」以外の、すべての犬・猫ランキングに「むぎ」が登場しており、「むぎ」人気の高まりを感じる結果となりました。

また、初ランクインを果たした「ラテ」や「ロイ」は、アニメやゲームに登場するキャラクターとしても知られています。2020年度は「おうち時間」が増加したことで、このようなキャラクターたちがより身近な存在となり、ペットの名前にも影響を与えているのかもしれません。

[編集部]