5年分のトレンドも振り返るアイペット「ペットの名前ランキング2020」

[2020/05/27 6:00 am | 編集部]

アイペット損害保険は、2019年4月1日~2020年3月31日の間に、アイペットのペット保険に新規で加入したペットを対象にした「ペットの名前ランキング2020」を発表しました。

総合ランキング

総合ランキングでは、犬は「ココ」が2連覇、猫は「レオ」が3連覇を達成しました。また、犬2位の「マロン」は2年連続、猫2位の「きなこ」は3年連続で同順位となるなど、上位陣は安定した人気で、高い順位を保っています。今回急上昇したのは、犬の5位「むぎ」、8位「こむぎ」、猫の5位「ベル」で、それぞれ下位や圏外から大幅にランクアップを果たしました。そのほか、「ココ」「マロン」「モカ」「むぎ」「レオ」「まる」は、犬・猫共通でトップ10にランクインしており、ペットの名前として非常に人気が高い名前であることがうかがえます。

犬の性別ランキング

犬の性別ランキングでは、男の子は「レオ」、女の子は「ココ」がトップとなり、ともに昨年に続き第1位に輝きました。男の子の名前では、2年ぶりにトップ10に返り咲いた9位の「空」、7位の「ルーク」を除くすべての名前が、昨年度と同順位となりました。女の子の名前では、7位「むぎ」、8位「こむぎ」が初ランクインを果たしました。また、「もも」「はな」「さくら」など花をイメージする名前が昨年と同様に複数ランクインしており、引き続きかわいらしい名前が並びました。

過去5年間の順位推移(男の子)
過去5年間の順位推移(女の子)

過去5年間の順位推移を振り返ると、男の子「レオ」女の子「ココ」とも、5年連続でトップを守り不動の人気を誇っております。また、男の子「マロン」が4年連続2位につけているなど、上位陣の順位は固定化されつつあります。男の子では2015年度から2018年度までは比較的小幅な順位変動が多数を占めるなか、2016年度に大幅に6ランクアップを果たした「そら」は、その後も3~4位と高い順位をキープしています。女の子では、8位や10位の顔ぶれが毎年入れ替わるなど、特に下位の変動が大きいようです。

犬種別の名前ランキング

犬種別の名前ランキングでは、トイ・プードル、チワワ、ミニチュア・ダックスフンドで昨年に続き「チョコ」「マロン」「ココ」などが共通してランクインしたほか、柴犬では、和風の名前が並び、また唯一ひらがなの名前が上位を占めました。

猫の性別ランキング

猫の性別ランキングでは、男の子は「レオ」、女の子は「きなこ」がトップとなり、ともに昨年に続き第1位に輝きました。また、男の子では、昨年圏外の8位「こてつ」、9位「福」が2年ぶりにトップ10入りを果たしたほか、女の子では、9位「モモ」が4年ぶりにトップ10に返り咲きました。今年度初ランクインした名前では、男の子は「レイ」で、令和元年ととなった2019年度を象徴する新元号を連想する名前が初めてランクインしました。また、女の子では子どもの名前ランキングでも上位にあがる人気の高い「りん」が、ペットの名前ランキングでも初のトップ10入りを果たしました。

過去5年間の順位推移(男の子)
過去5年間の順位推移(女の子)

過去5年間の順位推移を振り返ると、男の子は「レオ」が5年連続でトップを守り不動の人気を誇っているほか、男の子の上位の顔ぶれは比較的安定していますが、4年前の2015年度と比較すると、4割の名前が入れ替わりました。また、女の子は順位変動が大きく、2015年度~2017年度は、毎年約半数の顔ぶれが替わっております。また、今回の調査ではトップを除くすべての順位で変動が発生しており、とくに女の子2位の「ベル」は、2017年度から徐々に順位を上げ、今年度大幅なランクアップを果たしました。

[編集部]