保護犬との宝物のような時間を描いた泣ける実話絵本「そばにいるよ」

[2020/12/15 6:00 am | 編集部]

サンゴの島の小さな出版社・絵本スタジオ アコークローは、保護犬モワと漫画家さんちゃんの宝物のような時間を描いた実話絵本「そばにいるよ」を発売しました。

「そばにいるよ」は、沖縄在住のイラストレーターで、琉球新報でも4コマ漫画の連載を持つふくはら さなえさんが16年間寄り添った愛犬モワとの体験をもとに描いた、泣けて心がじんわりとあたたかくなる実話の物語です。

物語は漫画家のさんちゃんと、誰かに捨てられた一匹の子犬との運命の出会いからはじまります。澄んだ瞳で、じっと見つめる子犬。さんちゃんは、動物と暮らした経験がないにもかかわらず、その子犬に「モワ」と名付け、おうちで世話をすることにしました。

しつけにお散歩、ごはんにシャンプー、抜け毛のお掃除など、はじめは大変なこと続き。それでも、ドッグトレーナーさんや獣医さん、トリマーさんなどたくさんの人に支えられ、のりこえて、お互いになくてはならない存在になっていきます。「ずっと、ずっと、いっしょにいようね……」。

時がたち、モワは年をとりました。
そんなある日、元気のないモワが心配になり病院へ連れていったところ、大きな病気が見つかるのでした。「モワがしんじゃったらどうしよう……」いったいモワは、どうなってしまうのでしょうか……?

モワが教えてくれた深い愛情と「今を生きること」の意味。 さんちゃんと保護犬モワの愛情にあふれた“こころの交流”を描くことで、ペットと暮らすことの意味をさりげなく気づかせてくれます。

ペットを飼っている人はもちろん、ペットロスでつらい思いをされている人、大切な存在をなくされた人の心に優しく寄り添ってくれることでしょう。

『そばにいるよ』
作:ふくはらさなえ
判型:単行本(ソフトカバー)32ページ
価格:1200円(税別)
ISBNコード978-4908788055
URL:https://www.akokuro.com/そばにいるよ/

[編集部]