スタパ齋藤の猫がたり Vol.211

猫サイクリングは地元の人との猫談議に花が咲く

[2024/07/31 6:01 am | スタパ齋藤]

猫サイクリング中に遭遇した猫と遊んでいると、けっこう人に話しかけられます。全然知らない人から、です。

サイクリング中などに休憩していても、話しかけられたことはほとんどありません。ヘルメットでサングラスで軽装という姿だと、普通の人は話しかけたいと思わないのかもしれません。自転車好きな人がたまーに話しかけてくる、くらいです。

でも同じ恰好でも、猫と遊んでいると話しかけられる。たぶん、話しかけてきた人も猫好き。猫好きとして親近感を感じているのだと思います。

そのエリアで多くの人にかわいがられている大人気地域猫の「くるみ」ちゃん。猫サイクリング中にくるみちゃんと遊んでいると……
通りかかった散歩のおじさまが「その猫かわいいよねー、キレイだし人なつこいし」と。そうですねー、あっ触りますか? と返すと「いいよ今日は、いつも触ってるからー」と散歩を続けていきました
猫サイクリングの途中で猫集会を発見。猫を観察していたら、近くにクルマが停まってドアが開いておねえさまが降りてきて「こんにちはー!」と。あっ、こんにちは。「あのね、あの白黒が人なつこいのよ」と言い終わるが早いか、その白黒ハチワレが近づいてきました。あはは、本当ですね〜
さらに「あっちの茶色の小さいのはまだ警戒していて、あそこの塀の上のグレーのは触れますよー」と猫情報をたくさん伝えてくれて、白黒ハチワレを撫でてクルマに戻って走り去りました。え? クルマから降りてまで猫談義? もしかしたら毎日この時間に猫を撫でに来ているのかもしれません
またべつの場所で猫と遊んでいたら、おねえさまが「どっから来たー」「猫好きかー」「猫もってけー」って。えええっ猫を持って行けって? それはちょっと……あの……。いやー自転車なもんでー、じゃあ失礼しますー、とか言った筆者でした。筆者の去り際に、近くに座っていたおじさまが、少し笑顔で歌を歌い始めました。猫を中心とした、なんだか長閑で緩いコミュニティって感じでした
[スタパ齋藤]