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アトピー性皮膚炎治療の秘密兵器

[2022/05/24 6:01 am | 獣医学博士 川野浩志]

私は「できるだけ薬物に頼らずアレルギーを倒す」という北極星に向かっています。それを実現するために具体的に挑戦していることは以下のとおり。

・徹底した食事(おやつ)管理
・アレルゲン侵入防止(帰宅後の清拭やアレルギーボディースーツ)
・酸化ストレスバイバイ(逃げない水素)
・低刺激なスキンケアとヘアケア
・菌のチューニング(腸内、皮膚、口腔内)


現在、治療の中核となっているのが医療機関専門向けサプリ「IASO® A10P」です。このサプリは、アトピー性皮膚炎の患者の「薬を使いたくない」という思いに応えるべく、医師(分子栄養学専門)とともに開発したもの。

好評をいただいている「A10P」がバージョンアップしたので、変更点を解説しましょう。「A10P」は、皮膚の炎症抑制と皮膚の再生というふたつの戦略がコンセプト。今回のリニューアルでは、基本コンセプトを継承しつつ、還元型ミネラルの増量による「還元力とその持続力の向上」と、通常のシリカから水溶性ケイ素の配合による「皮膚の再生力の向上」を狙った仕様へパワーアップしました。

新採用した古代の貝化石カルシウムは、よくあるカルシウム製剤とは違い、血中濃度の急激な上昇を起こさず、ゆっくりと体内に吸収されることがわかっている天然のカルシウム素材。さらに、貝化石カルシウムに水素を吸蔵させてあります。

また、皮膚の再生(コラーゲン・ヒアルロン酸再生)からバリア機能強化を目的に、通常のケイ素(シリカ)から、吸収率の高いイオン化した水溶性ケイ素に変更。これにより、機能性がアップしたことになります。

さらに、乳酸菌もより効果的な菌を一部の患者さんに使用してもらい検証しています。完全に薬とバイバイできる打率5割を目指してこれからも挑戦し続けます! 興味のある方は、東京動物アレルギーセンターまでご連絡ください。

[獣医学博士 川野浩志]