先日、子猫をオーナーさんに届けるため新幹線で東京まで行きました。浜松を過ぎたあたりに車内放送があり、小田原-新横浜間で停電があり新幹線が停止しており、この列車も静岡駅でしばらく停車するとのこと。
通常このような車内放送があると、イライラして不満の声をあげる人がちらほら出てきます。しかし、私の席の周りではそのような様子は一切なく、むしろパソコンなどの作業が活発になったくらいでした。
私が乗車していた7号車は「S Work車両」で、パソコンでの作業やWebミーティング、電話などが席に座ったままで気兼ねなくできる車両です。
さすがみなさん、この席を選ばれただけあって遅延の連絡もパソコンでとスマートでした。そんななか、席で電話をするのは気が引けるので、デッキに出てオーナーさんに遅延の連絡をしました。
子猫の様子も気になりキャリーバッグを覗いてみると、大胆にへそ天で爆睡していました。車内も静かでしたし、安心できたのかもしれません(笑)。ほっとしました。
電車に乗る際、キャリーバックは足元に置きます。車内は暖房が効いていますが足元が寒い場合が多々あります。ですので、冬場の移動には防寒対策が必要になります。
私の場合、キャリーバッグの中にはモバイルバッテリーで温めるホットカーペットを敷いています。さらに、キャリーバックの外側にも防風カバーをかけます。
また、粗相をしたり、クルマ酔いで吐いたりなど、何かあったときにすぐに対応できるようビニール袋、ウエットティッシュ、ペットシーツ、小さめのタオル、除菌消臭スプレー、ブラシ、水、折り畳み式水入れなどをつねに持参しています。使う場面はほとんどないのですが、準備しておくと安心なので。
停車時間は1時間半ほどでしたが、私はこの時間を有意義にしようと原稿を書いたり仕事のスケジュールを調整したりして過ごしました。最終的に東京駅には約1時間45分遅れでの到着となりました。何の問題もなく無事に子猫をオーナーさんに託し、私はとんぼ返りで帰路につきました。
何とか自宅にたどり着いたときには夜になっていました。わが家の愛猫や愛犬の熱烈歓迎的な出迎えに嬉しさを感じながら、この日の疲れを癒しました。
それにしてもS Work車両は静かだったなぁ。ぜひまた利用したいと思います。