AIが犬の眼底画像を解析! 獣医師の眼科診療をサポートするメニコンのWebサービス

[2019/10/09 6:00 am | 編集部]

メニコンの子会社で動物眼科医療を専門に眼科機器やサプリメントを販売するメニワンは、犬の眼科診察をサポートする動物医療業界初のwebサービス「Fundus AI(ファンダスアイ)」を開発しました。

「Fundus AI」は、獣医師が撮影した犬の眼底画像をAIが解析し、可能性のある眼科異常所見の提示と参考となる情報を提供するWebサービスで、獣医師の眼科診療をサポートするものです。このサービスは、獣医眼科医療分野の専門医(酪農学園大学の前原 誠也准教授 、獣医眼科クリニック名古屋の滝山 直昭院長)が総合的に監修しています。

画面イメージ(所見)
画面イメージ(参考となる情報)

アニコムの「家庭どうぶつ白書2018」によると、眼疾患の割合は、皮膚、消化器、耳、筋骨格疾患、全身性疾患に次いで第6位と少なくありません。しかし、獣医眼科の専門的な知識と技術を持つ獣医師が少ないのが現状です。

「Fundus AI」は、獣医師の眼科診察をサポートし、異常所見を見落とすリスクを減らすことで、犬の眼疾患の早期発見と治療に役立つものと期待されます。

[編集部]