愛犬家待望の「Dog Lovers’ Suites at Tokyo Bay」が遂にオープン

[2016/12/20 6:00 am | 編集部]

東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルのひとつである「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」は、新客室棟「PARK WING」を12月19日にオープンしました。また、以前にこちらの記事でお伝えしましたが、愛犬家待望の舞浜エリア初となるドッグラウンジを併設した「Dog Lovers’ Suites at Tokyo Bay(ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ)」も誕生しました。オープンに先駆けて内覧会が開催されたので、写真とともにをご紹介します。

「Dog Lovers’ Suites at Tokyo Bay」には、愛犬と宿泊できる客室「Dog Friendly Room」が16室用意されています。一般の宿泊者とは駐車場のエリアも別々になっており、愛犬専用のチェックインカウンターとエレベーターを利用して部屋に上がるため、一般宿泊客への気遣いをすることなく、ゆっくりと過ごすことができるのが特徴です。

一般客とはチェックインが分かれています
愛犬はカートやキャリーバッグに入ってエレベーターを利用できます
一般客とは駐車場エリアも分かれています
専用チェックインカウンター

チェックインカウンターの後方には広いスペースが確保されており、トリミングスペースとドッグキャビンが用意されています。まず、愛犬は部屋に入る前に爪切りを済ませることになります。ドッグキャビンは60頭分用意されており、外出時には9:00~21:00まで一時預かりに対応。これらのサービス(有料)は、宿泊客以外も利用可能となっています。トリミングサービスの料金や、ドッグキャビンの利用可能犬種・料金などはこちら。

トリミングスペース。西武ペットケアのスタッフが愛犬をていねいにケアしてくれます
こちらはドッグキャビン。室内飼育の犬種で、体重15キロ以下の小・中型犬が利用可能

ロビーでは、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルならではの、ディズニー関連のさまざまなペットグッズが販売されます。奥には3つのアジリティを備える約5.5×5mのドッグランも完備。

ディズニー関連のペットグッズも充実
小型犬なら十分に遊ぶことができるドッグラン

そして、愛犬と一緒に宿泊できる「Dog Friendly Room」は16室用意。客室の床には愛犬が滑らずに歩きやすく、汚れにくいマットが敷かれています。シェラトンブランドのフードボウルやドッグベッドをはじめ、ペット用のアメニティも充実。ドッグベッドは毎回クリーニングし、部屋には空気清浄機も設置されており、愛犬がほかの犬のニオイなどを気にして落ち着かないことがないように配慮されています。

シェラトンブランドのドッグベッドとフードボウル
愛犬用のアメニティも充実

愛犬用のルームサービスメニューも充実。全9種のディッシュとスイーツは、シェラトンの総料理長が考案。素材の旨みを活かしてつくられ、調味料は不使用なので、愛犬も安心して特別なメニューを味わうことができます。

シェラトンの総料理長が考案した愛犬用のルームサービスメニュー。お皿はウエハース製なので、そのまま食べることができるような遊び心も

ベッドとバスルームは使うことができませんが、部屋ではノーリードで一緒にシェラトン流のホスピタリティを体験することができます。

また、近隣の浦安市内の動物病院との連携も確立しており、万が一、愛犬がケガをしたり体調を崩した場合にも迅速な対応が可能になっているとのことです。

現在は16室の客室ですが、将来的には倍増するための準備を始めていたり、チャペルでの愛犬同伴の結婚式プランなども予定されています。ますますドッグフレンドリーな施設になっていきそうで楽しみですが、世の中にこうした施設が増えたり、存続していくためには、利用する側のマナーが大切になります。きちんと施設利用の同意書を確認し、ルールを守って楽しい時間を過ごしましょう。

宿泊料金はレギュラータイプの客室が4万5000円~。年末年始もまだ空室があるそうなので、愛犬と特別な時間を過ごしたい人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

[編集部]