キャンピングカー所有者は半数以上が犬を飼い、一緒に旅を楽しむ

[2016/02/09 6:00 am | 編集部]

日本RV協会は、キャンピングカー旅行者のうち、ペット同伴でキャンピングカー旅行を楽しむユーザーがどれくらいいるのかを調査しました。みなさんの中にも、キャンピングカーで旅行をされる人は多いのでしょうか? ベッドはもちろん、キッチンや冷蔵庫、トイレにお風呂、テレビなどがそろい、クルマの中で家の生活ができるので、ワンパクな子どもがいたり、ペットを飼っていたりすると、トイレなどの心配もいりませんし、まわりに迷惑をかける心配もないので、とても便利で快適そうですよね。

ちなみにキャンピングカーは、毎年、保有台数が増加しています。じわじわとブームになりつつあるようです。

2014年の日本のキャンピングカー総保有台数は8万9800台(日本RV協会調べ)

キャンピングカーのユーザーは、半数以上が犬を飼っている

飼っているペットの種類を見ると、小型犬が44.4%で大型犬が13.0%という結果に。最近は、猫人気となっていますが、アウトドアへ一緒に出かけるキャンピングカーということもあり、猫よりも犬のほうが人気が高いことがうかがえます。

愛犬同伴で旅行に行く人は6割以上

「どんなキャンピングカー旅行でも必ずペットを連れて行く」という回答は51.1%と半数を超える結果に。「5割ぐらいの率で連れて行く」という回答は6.3%で、「7~8割の率で連れて行く」という回答は5.7%で、毎回ではないにしろ、全体の63.1%がキャンピングカーの旅行に愛犬を同伴しています。

キャンピングカー旅行にペットを同伴するようになったきっかけとは?

「家族の一員として一緒に旅行へ連れて行きたかったから」という回答が46.8%で第1位に。これはキャンピングカーに限ったことではありませんが、ペットを「家族の一員」ととして考える飼い主が増えていることがうかがえます。

愛犬同伴での旅行を楽しんでいるときのキャンピングカーの種類は?

キャンピングカーの種類に詳しい人は少ないかもしれませんが、1位は48.1%の「キャブコン」となっています。これはトラックのキャブ(運転席部分)とシャシーを使用し、シャシーにキャビンを架装メーカーが製造したものです。2位の「バンコン」はハイエースなどのバン、ミニバン、ワゴン等をベースに架装メーカーが改造したものです。キャンピングカーの種類はこちらをご覧ください。

7割以上がドッグランやペット用施設を利用している

最近では、高速道路のサービスエリアや道の駅などに、ドッグランなどペット用の施設も増えてきました。「旅先の休憩所や目的地にドッグランなどのペット用施設があれば、必ず利用する」という回答は33.1%。「6~7割の率で利用する」という回答が24.0%、「4~5割の率で利用する」という回答が19.8%で、76.9%の人が利用しているようです。

キャンピングカーは維持費や保管場所が難しい……という人が多いでしょう。普通乗用車と同じく、キャンピングカーにもレンタカーはありますので、まずは自分が運転できるサイズのレンタカーで愛犬と旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

また、2月11日(木・祝)~14日(日)にかけて、アジア最大のキャンピングカーの祭典「ジャパンキャンピングカーショー2016」が開催されます。愛犬同伴(※入場料200円。キャリーやケージの利用が必要)で参加できるので、気になる人は実際にご覧になってはいかがでしょうか。

調査概要

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:日本RV協会ホームページ閲覧者
  • 調査手法:Webアンケート
  • 調査期間:2015年12月18日~2016年1月17日
[編集部]