ペットフード協会は、2015年度の犬と猫の飼育実態調査の結果を公表しました。飼育頭数や平均寿命の調査結果などは、こちらの記事でお伝えしましたが、今回は犬に関する調査結果をいくつかご紹介します。
飼育している犬の種類は雑種が1位。純血種ではミニチュア・ダックスフンドが人気
4年連続減少中という状況なので、全体の数字も下がっていますが、飼育している犬では、昨年に引き続き雑種が1位で、2位にはミニチュア・ダックスフンドという結果に。昨年4位のトイ・プードルが3位に、昨年5位の柴犬が4位になるなど、少し人気に動きが見られます。
犬を飼えない理由は「十分に世話ができないから」
犬の飼育の阻害要因に関する調査では、「十分に世話ができないから」という理由が28.2%でトップになっています。ほかには「別れがつらいから」「お金がかかるから」「死ぬとかわいそうだから」「集合住宅に住んでいて、禁止されているから」と続いています。みなさんの中にも、「犬を飼いたいけどペット不可の物件だから……」という人も少なくないでしょう。この調査結果でも、20代・30代は住宅の問題を理由にあげており、逆に高齢者になると、お世話や別れのつらさなどを理由にあげる傾向にあるようです。
犬の生涯必要経費は約122万円
みなさんは愛犬のドッグフード代など、毎月いくらお金がかかっているかきちんと把握していますか? 犬の平均寿命は14.85歳とご紹介しましたが、その生涯必要経費も算出されています。小型犬や大型犬によって異なりますが、平均で122万4954円だそうです。