子犬を飼うときにはどんな部屋の準備が必要ですか?

[2015/10/26 7:00 am | 編集部]

子犬に危険が無いように部屋を準備しましょう。

01:物を片付ける

子犬は好奇心旺盛です。家具の隙間に入ったり落ちているものを何でも口に入れてしまったり、建具をかじったり、私たちの想像をはるかに超えた行動をとります。子犬にとって危険なもの、ガラスや陶器等で割れたときに危険なものや壊されたら困るものは、子犬の手の届かないところへ片づけておきましょう。ビニールや輪ゴム、ひもなどが落ちていると食べてしまいます。お腹の中で消化できずに内臓を傷つけたり、溜まったり詰まったりして命の危険にさらされることもあります。床に何か落ちていないか、毎日確認しましょう。

02:電気コード

子犬のうちはなんでも噛んでみるので、テレビやDVDプレーヤーなどの配線、携帯の充電器などのコード類を保護する必要があります。子犬が感電しないように、部屋の配線・コードはすべて配線保護チューブなどを巻いて、直接噛めないようにしておきましょう。ホームセンター等で簡単に入手できます。子犬を命の危険にさらさないよう、しっかりと準備しましょう。

03:窓・網戸・ドア

窓や網戸は引き戸になっているので、まさか犬が開けることはないだろうと考えがちですが、器用な犬は簡単に開けてしまいます。脱走していなくなってしまったり、高層マンションの場合は落下事故もあります。普段はしっかり鍵をかけ、窓を開けているときには網戸にも防犯用の簡易キーをつけるなどして、十分に注意することが必要です。

大型の犬の場合は網戸によりかかっているだけで、網戸が破れたり壊れたりして外に出てしまうことがあります。網戸に破れや劣化がないか確認しておきましょう。

ドアノブつきの扉も、ノブにつかまって上手に開ける犬がいます。丸型の場合は問題ないのですが、L字型で下にさげて扉を開けるタイプのドアは簡単に開けてしまいます。その場合は上にあげると開くように、ドアノブを反対に取り付けることをオススメします。

04:観葉植物

犬が口にすると害のある植物は数えきれないほどあると言われています。すべて把握するには無理がありますので、観葉植物は犬の入らない部屋に移動しておきましょう。

05:壁・床・建具・家具

子犬のときは走ったり飛んだり元気いっぱいに行動しますので、どうしても壁や床に傷がついてしまいます。カーペットを敷いたり、ペット対応の強度のある壁紙にするなどして保護するとよいでしょう。音が気になるマンションなどの集合住宅の場合は、防音カーペットをオススメします。防音効果がかなり高いものも販売されています。子犬の行動を制御する前に、子犬と楽しく過ごせるように飼育環境を整えておきましょう。

06:玄関

玄関が開いた瞬間に飛び出す子犬もいます。交通事故などを防ぐためにガードなどを設置するといいでしょう。

[編集部]