【猫グッズレビュー】リッチェルの「コロル 砂取りネコトイレ」

[2017/12/05 6:01 am | ペットジャーナリスト 阪根美果]

今回、編集部から送られてきたのが「コロル 砂取りネコトイレ」。以前、こちらの記事でも紹介されていたとおり、モニターキャンペーンを実施していた製品です。製品ページにも、すでにモニターの皆さんからも「よかった!」という声が集まっています。わが家でも使ってみましたので、使用感をお伝えします。

高さはありますが安定感もあります
スコップが付属しています

梱包を開けると、本体とフード(フタ)、それにスコップが入っています。設置は簡単で、本体にフタを被せるだけです。本体はプロピレン(PP)素材なので軽く、実際に猫砂を入れても簡単に運ぶことができます。

フードは開放キープできるのでトイレ掃除がラク
本体とフードは外すこともできます
実際に猫砂を入れてみました

実際に設置してみました。はじめに、好奇心旺盛のホワイトのシャンブラ(6カ月・♂)が興味津々で寄ってきました。ニオイをかいだり、中をのぞいたりしながら、少しすると中に入りました。シャンブラは、すでに体重が約5キロありますが、安定感があってしっかりしているので、上に乗ってもビクともしません。

ニオイをかいだり覗いたりと興味津々
メッシュ部に乗ってもビクともしません
説明書きをしっかり確認するシャンブラ

続いてトーティ&ホワイト(三毛)のアマネム(1歳・♀)も入りたくて様子をうかがっていましたが、シャンブラが譲ろうとしないので、諦めていつものトイレを使っていました。

三毛のアマネムも興味津々
シャンブラがどいてくれない
無理矢理入ろうとしても譲ってくれない

外に出るときは、必ずメッシュ部分をとおるので、肉球にはさまった猫砂が落ちることになります。100%ではありませんが、飛び散りは最小限だったので掃除はラクでした。わが家では天然スギのペレットを使用しているので、もともと外への飛び散りは少ないのですが、大きいペレットは穴から落ちずにメッシュ部の上に残ったままになります。シリカや小粒の猫砂であれば、ほとんどメッシュからトイレ内に落ちると思います。

大きめのペレットだとメッシュから落ちません

しばらく経ってから部屋をのぞくと、シルバートービー&ホワイトのダヤン(1歳・♀)の隠れ家になっていました。よほど居心地がいいのか、しばらく出てきませんでした。結局、わが家では、トイレというよりも、ペットハウスのようになってしまいました(笑)

窓から外を眺めるダヤン
トイレではなく、くつろぎの空間になってしまいました

まとめ

パープルのフタとホワイトの本体が清潔感のあるカラーでよいと思います。目安は6kg以下となっていますが、頑丈で飛び乗ってもビクともしません。深さがあるので、ニオイも外に漏れにくいように感じました。ただし、前述のように猫砂の粒が大きいと、メッシュをとおらないこともあります。

なお、想定体重であっても、胴が長い大型の猫種の場合は、出入り口の真下あたりで排便をしてしまうと踏んでしまう可能性も。ちゃんと砂かきをしない猫の場合は、とくに注意が必要でしょう。小・中型の猫で、猫砂の飛び散りに悩んでいる人にはオススメの猫トイレと言えます。

[ペットジャーナリスト 阪根美果]