【猫飼いTIPS】この酷暑を健康に乗り切るには?

[2018/07/20 6:01 am | 編集部]

ここ数日、体温より高い気温のニュースでもちきりです。熱中症対策もニュースで多く取り上げられ、すでに命を落とした方も出ています。気温が高い季節の熱中症は猫にも同じように起こります。暑い夏はまだまだ続きます。いまからでも万全な対策をして、酷暑を健康に乗り切りましょう。

猫の「暑さ」は人間とは違う

猫の平熱は人間より高い37~39℃です。そのぶん、体感温度も高いと言われています。ですから、寒さは人間よりも強く、暑さは人間よりも弱いと感じているかもしれません。猫は汗腺をほとんど持っていないので、特に暑いときの体温調節が苦手です。そのため、暑いときは涼しい場所に移動して体温を一定に保つという行動をとります。しかし、人間と同じように暑さに強い猫と弱い猫がいます。寒い地域で産まれた猫は暑さに弱く、また短毛種よりも長毛種のほうが暑さに弱いと言われています。とはいえ、どんな猫でも酷暑ともなれば熱中症対策は必要です。しっかりと考えてあげましょう。

猫にはどんな暑さ対策が有効なの?

1.エアコンを稼働する

夏の暑さ対策には一番有効です。電気代が気になるところですが、節電と考えてONとOFFを繰り返すよりも、一定の温度を保ちながら稼働させ続けたほうが安く済みます。温度も27℃くらいが最適でしょう。愛猫の様子を見ながら温度調節をしていきましょう。

2.扇風機はサーキュレーター的な利用をする

猫には汗腺がないため、風に当たってもそれほど涼しいと感じることはありません。また、風に直接当たることもあまり好きではありません。コードや羽根も危険なので、使用にはそれなりの対策が必要です。扇風機は猫にとってそれほど有効な暑さ対策ではないようです。ただし、エアコンと併用した場合は、サーキュレーター的な利用をすることでエアコンの温度を下げることなく、電気代も節約しながら、快適な温度を保つことができます。羽根を上向きに固定して有効に利用するとよいでしょう。

3.各部屋を開放して猫が好きな場所に動けるようにする

猫は部屋を開放しておくと自分で涼しい場所を見つけます。お風呂場や玄関のタイルの上などは冷たくて好む猫が多いようです。ただし、お風呂場は水を溜めたままでは危険です。水を抜いて蓋をしておきましょう。また、玄関に猫がいるときにはドアが開いた隙に外へ出てしまうこともあるので、十分に注意が必要です。愛猫の性格や行動を見ながら、開放する場所を考えるとよいでしょう。

4.飲み水はたっぷり用意する

猫も夏場は脱水症状になりやすいので、飲み水はたっぷり用意しましょう。気温が高いと水の鮮度が落ちるのも早いです。いつも新鮮な水が飲めるように、夏場は取り換える頻度も多くしましょう。猫によっては水遊びをして水を掻き出してしまうこともあります。水がないという状態にならないように大きめの入れ物で対応しましょう。最近では循環式移動給水器を使用されることも多いようです。気温が高いときはフィルターが汚れるのも早いので、こまめに点検しましょう。

5.ペットひんやりマットなどを用意する

大理石、タイル、アルミなどを素材にしたペット用ひんやりマットを用意するのもひとつの方法です。最近では冷感素材のマットも販売されています。サイズや素材もさまざまなので、愛猫の大きさや性格に合わせて用意するとよいでしょう。

6.凍らせたペットボトルを部屋に置いておく

大きめのペットボトルであれば長時間の対応ができます。猫が乗ったり、外側に付いた水滴を舐めたりすることができるのでとても効果的です。費用もかからない嬉しい対策ができます。

7.遮光カーテンにする

部屋のカーテンを遮光度数が高いものに変えると、部屋の温度の上昇をかなり防ぐことができます。日当たりのよい時間はカーテンを閉めるだけでかなり違います。部屋が暗くなるのが難点ですが、半分だけでもかなり違うので試してみるとよいでしょう。

8.遮光シートを窓に貼る

窓に直接に遮光シートを貼るのもひとつの方法です。ただし、窓の内側に貼るため、猫が剥がしてしまうこともあります。愛猫の性格や行動を考えて利用するとよいでしょう。

9.すだれを窓の外に垂らす

窓の外にすだれを垂らすことで、窓に光が差し込まなくなります。部屋の温度の上昇をかなり抑えることができます。よしずを立てかける方法もあります。猫にもいたずらをされることがないので、ひと夏を通してとても有効な暑さ対策といえます。

愛猫を暑さから守るのは飼い主の大切な役目

猫は言葉を話すことができません。また、とても我慢強い動物なので、ぎりぎりまで体調が悪くても我慢をしてしまいます。飼い主が気付いたときにはぐったりしていたということがないように、暑い日には特に気にかけることが大切です。そして、外出が多い飼い主は十分な対策をとる必要があります。今後も酷暑が続きます。愛猫が快適に夏を過ごせるように万全な対策をしてあげましょう。

[編集部]