犬との暮らしで知っておきたいこと Vol.6

【犬飼いTIPS】さあ、愛犬と一緒に旅に出よう!(施設・飲食店編)

[2018/07/12 6:00 am | 編集部]

愛犬と旅に出るときのポイントを全3回にわたってご紹介しています。前回は「旅の準備・車中編」でした。今回は、訪れた施設・飲食店等で楽しく過ごすためのお話です。最近では、さまざまな施設や観光地で犬同伴の理解が進み、ますます楽しみが広がっています。しかし、愛犬と一緒に気持ちよく過ごすためには、リサーチを含めた事前準備とマナーが肝心です。

 

立ち寄りたい施設や飲食店等は、事前にリサーチして愛犬が同伴できるか確認します。インターネットで検索したり、専門雑誌などで調べることができますので、利用の規約やルールなども確認しましょう。「小型犬はOK」など犬種により利用できない場合もありますので、詳細確認は直接連絡をとることをオススメします。

快適に過ごすポイント

楽しい旅にするためには、規約を守って、マナー違反をしないことが大切です。ちょっとしたポイントを押さえておくことで、飼い主も愛犬も気分よく快適に過ごせます。楽しい旅になること間違いなしでしょう。ぜひ、実践してみてください。

1.愛犬をクルマから降ろすときは、リードを着けてからにする
クルマのエンジンが止まると、愛犬はすぐに降りたくて興奮気味になります。いきなりドアを開けると飛び出してしまう可能性があり危険です。車内でリードを着けてから、外に出すようにします。駐車場などでは、周囲を確認してから降ろすようにしましょう。

2.お散歩バックに必要なものを入れて持参する
少しの時間でも愛犬をクルマから出す場合には、必ずお散歩バックは持参します。事前にうんち袋・水・水入れ・ウェットティッシュなど必要なものを入れておきます。

3.リードは短く持ち、引っかからないように移動する
公共の場所には犬が苦手な人もいます。周囲の人に迷惑がかからないように、リードは手に巻くなどして短く持ちます。長いままでは愛犬が走り回ったりして、引っかかる危険もあります。声をかけながら愛犬が落ち着いて歩くよう、飼い主がコントロールします。いつもより太く、目立つリードを使用するのも安全対策のひとつです。

4.施設や飲食店等に入る前に愛犬のトイレを済ませておく
クルマから降りたら必ずトイレを済ませます。施設や飲食店等の中でトイレシートを使ってトイレをさせることはNGです。早めに到着して、外でトイレの時間をつくりましょう。トイレのしつけに不安がある場合には、トイレを済ませたあとにマナーベルトを装着するとよいでしょう。普段から装着することに慣らしておけば嫌がることはありません。

5.施設や飲食店等の愛犬同伴の規約を守る
施設や飲食店により愛犬同伴に関する規約や注意事項が違います。事前に確認しておきます。インターネットで確認しても詳細がわからない場合は、直接連絡を取るか、当日確認してから利用します。

6.施設や飲食店等の椅子などに愛犬を座らせるのは基本的にNG
愛犬同伴OKであっても、すべてにおいて犬が優先されるということではありません。犬を連れていない人も利用します。人が使うテーブルや椅子に愛犬を座らせるのは基本的にNGです。愛犬は床に座らせるようにします。愛犬が落ち着いていられるようにしつけておくことも大切です。

7.飼い主が注文した食べ物を愛犬に食べさせるのはNG
人の食事を愛犬に与えるのはNGです。周囲にはそれを不快に感じる人もいます。愛犬用のメニューがあるかどうか、持ち込みが可能かどうかを事前に確認して、ルールを守って対応するようにします。

8.愛犬の食事は床で食べさせる
施設や飲食店等によっては、テーブルの横にリードを引っかけるフックがあります。そこにリードを固定して、床に食事を置いて食べさせるようにします。こぼしたり、散らかした場合にはきちんと掃除をするのも飼い主の責任です。

9.施設や飲食店等によっては狂犬病予防接種の証明書が必要
施設や飲食店等によっては証明書の提示が必要な場合があります。旅に出るときには、証明書のコピーを持参すると役立つでしょう。

次回は「宿泊場所編」の予定です。

[編集部]