16世紀から不動の人気を誇るプードル

[2018/05/28 6:01 am | 編集部]

ペトハピ編集部が実際に取材し、自信をもって紹介できる “真の優良ブリーダー” です。 掲載基準はこちらからご覧いただけます。

犬種:プードル(トイ・プードル)
犬舎名:Thunderation Kennel(サンダーレーションケンネル)
ブリーダー/動物取扱責任者名:郷家武治
登録情報:仙台市指令第5062号(販売)、仙台市指令第17125016号(保管)
繁殖歴:36年
住所:宮城県仙台市宮城野区
電話:090-2849-2803
メール:thunderation@i.softbank.jp
Webサイト:http://thunderationpoodle.com/

宮城県仙台市宮城野区の閑静な住宅街。そこにトイ・プードルのシルバー専門犬舎である「Thunderation Kennel(サンダーレーションケンネル)」があります。9歳のころ、兄からシェットランド・ショープドッグをプレゼントしてもらい、自宅で飼うようになりました。はじめはペットとして飼っていましたが、ブリーダーのところに遊びに行くうちに、ショードッグの素晴らしさに魅了されていきます。

そして、幼いながらも繁殖を手がけるようになりました。それがブリーダーとしての第1歩です。その後、知人にシルバーのトイ・プードルを譲ってもらうと、その美しさに魅了されていきます。「スタンダードに近い魅力あふれるシルバーのトイ・プードルをつくりたい」とアメリカから基礎犬を迎えます。2003年にシルバー専門の犬舎をスタート。国内はもとより、海外からも見学者が来るほど、評判の高い犬舎です。

プードルの特徴と魅力

プードルは不動の人気を誇る、フワフワな巻き毛が愛らしい犬です。祖先はヨーロッパ各地にいた水猟犬で、約500年前に原産国となるフランスに渡ったと言われています。水中作業をしていたプードルは、狩りでの機能性を重視し、その被毛は関節や胸部を保護するために独特な刈り込みをされていました。16世紀になるとそれが愛らしさと優美さを持つ大きな魅力とされ、人気を博していきます。

日本においては4つのサイズ(スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ)、13色の毛色に分けられます。体型は正方形に近く、飛び跳ねるような軽やかな動きが特徴的です。快活で明るいプードルは愛情表現も豊かです。とても頭がよいので、しっかりとしつけることで飼い主の最高のパートナーになってくれます。

「じつはプードルは、毛色によって少しずつ性格が違います。専門にしているシルバーのトイ・プードルは大らかで明るく、天真爛漫という言葉がよく似合います。従順で賢い面も持ち合わせています。健全でよいトイ・プードルをつくることはもちろんですが、凛とした雰囲気を持つ、美しい顔立ちであることをモットーにしています。ほどよい濃さでアイラインが入る顔が理想です。これからも、Thunderation Kennelらしい顔を固定していきたいですね」と郷家ブリーダー。確かにこの犬舎の犬は惚れ惚れするような美しい顔立ちです。初めての人に対してもとても人懐っこく、元気いっぱいに明るく接してくれます。遠方からも見学者が訪れるという理由がよくわかります。

飼育環境

犬たちは郷家ブリーダーの自宅内の犬舎で生活しています。リビングの横の部屋が犬舎として使用されていて、大きめのケージが個々に用意されています。床はクッションフロア仕様で、犬たちの足腰に優しい素材を選んでいます。汚れてもふき取り可能なので、つねに清潔に保つことができます。室温・空調はエアコンで管理しています。

犬舎はとても清潔に保たれていて、気になる嫌なニオイはありません。また犬舎の横には、十分な広さを持つ人工芝とコンクリート2つのドッグランが併設されています。犬舎から直接出ることができ、毎日、運動と日光浴を楽しんでいます。また、トリミングサロンも併設しているので、日ごろのお手入れは万全です。犬たちにとって理想的な環境を整えている犬舎です。

ブリードの考え方

「まずは、欠点や遺伝的疾患のない健康な子犬を産出することが大前提です。健全性を保ちながら、よりスタンダードに近い子犬を見極めながらブリードラインに残しています。シルバー専門犬舎なので、色の配合にはかなり気を使っています。シルバー同士の掛け合わせだけでは犬質が下がってしまうので、交配にはよいところを引き出すことを目的にブラックやホワイトも取り入れています。時間がかかってもクオリティの高いシルバープードルを作出したいですね」と郷家ブリーダー。

健全なトイ・プードル作出に努めているため、極端なサイズダウンはしていません。現在はラインブリード(系統交配)が中心ですが、犬質や血統を見ながらアウトブリード(異系交配)も取り入れています。アメリカからも犬を輸入し、血が濃くならないように努めています。また、ドッグショーにも定期的に参加し、タイプを見極め、よりスタンダードに近い繁殖を目指しています。海外のブリーダーとも交流を持ち、つねに最新の情報を入手しながら繁殖に役立てています。

遺伝的疾患についての対応

「プードルはPRA(進行性網膜萎縮症)の遺伝的疾患が指摘されています。治療法が確立されていないので、発症すればいずれは失明してしまう恐ろしい疾患です。不幸な子犬を作出しないように、わが家ではすべての犬のDNA検査をしています。基本的にクリア×クリアの組み合わせで交配をして継承を防いでいます。また、パテラという膝蓋骨脱臼も多いと言われます。膝のお皿が正常な位置からずれてしまう状態で、ひどい場合には元気がなくなり、しゃがんだような状態で歩くようになります。遺伝的要素もあるため、親犬には問題のない子をブリードラインに入れて対応しています。そのほか、年に一度のワクチン接種の時に健康診断をし、親犬の健康に留意しています」と郷家ブリーダー。飼い主にとって安心できる対応をしている犬舎です。

引き渡しまでの生活環境

出産が近くなると、母犬は30帖ほどの広いリビングに移動します。部屋の隅に産室を設置し、郷家ブリーダーに見守られながら出産をします。生後30日くらいまで産室で過ごし、その後、リビングに設置したパピーペン(ケージ)に移動をします。子犬の離乳は生後30~40日からスタート。子犬たちはよく食べ、よく遊び、よく寝て、すくすくと成長していきます。生後60日で1回目のワクチン接種。生後90日で2回目のワクチン接種をします。その間、母猫や兄弟姉妹と遊びながら、社会性を身に付けていきます。

「フレンドリーな子犬に育つように来客があれば子犬たちに触れ合ってもらい慣らしています。迎えられた家族にかわいがってもらえるのが一番の幸せですからね」と郷家ブリーダーは話します。お引き渡しは基本的に1回目のワクチン接種が終了した生後60日以降から可能となります。子犬の状態や飼い主の意向に合わせて対応しています。こうして子犬たちは新しい家族のもとへ巣立っていきます。

しつけ・お手入れ・アフターフォロー

「プードルの場合は、最低1か月に1度はシャンプーとトリミングが必要です。お引き渡しのときにはお手入れやしつけのなどのコツを飼い主さんに話していますのでご安心ください。子犬の幸せのために、生涯に渡ってサポートをしていますので、わからないことがあればいつでも聞いてもらうようにしています」と郷家ブリーダー。とても頼りになるブリーダーです。

犬舎トピックス

常時子犬が産まれているわけではありませんが、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。現在、Thunderation Kennel出身の子犬に関しては併設の「Dog’s Room Bon Bon Chocolat(ドッグズルーム ボン ボン ショコラ)」にてトリミングサロン、ペットホテルが利用できるようにしています。最上級の機材を導入し、皮膚トラブルなどにも対応しています。是非、ご利用ください。

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