太鼓判ブリーダー日記Vol.172

“Mother Lake”琵琶湖の水位が下がり続けている!?

[2023/12/14 6:01 am | Cattery Amangroup/阪根美果]

12月11日現在の琵琶湖の水位はマイナス74㎝。滋賀県長浜市では湖岸から約200m先にある小島に繋がる「幻の道」が湖底から出現するなど、雨不足を原因とする水位の低下が続いているそうです。

普段は陸続きではないので、コハクチョウなどの水鳥の越冬の場所になっているとか。しかし、この現象が珍しいので、多くの人が訪れているそうです。水鳥たちの迷惑にならないとよいですね。

琵琶湖の水は、滋賀・大阪・京都・兵庫のおよそ1,450万人が利用していて、それは関西全体の約7割だそうです。琵琶湖は関西に住む人にとって、とても大切な水源だということです。

琵琶湖の水が1㎝下がると、水量は68億リットルというとんでもない量が減ったことになるそうです。例えると、京セラドーム大阪なら6杯分だとか。マイナス73㎝ということは438杯分減ったということになりますが、もはや想像できない量です。

この先、雨が降らず琵琶湖の水位が下がり続けた場合、マイナス75㎝になると節水が呼びかけられるそうです。ということは、あと1㎝減ったら節水です。

わが家には愛犬や愛猫がたくさんいるので、水不足はより深刻な事態になります。災害に備えてある程度の飲み水の確保はしていますが、警戒レベルが上がる前にもう少し確保しておこうと思いました。過去に断水になったことはないそうですが、相手は自然ですから絶対はありません。「備えあれば患いなし」ですね。

信楽は夕方から雨が降っています。琵琶湖周辺も降っているといいなぁと思いながら、この日記を書いています。

[Cattery Amangroup/阪根美果]