太鼓判ブリーダー日記Vol.120

愛犬の散歩中にヘビと遭遇したらどう対処すべき?

[2022/08/30 6:01 am | Cattery Amangroup/阪根美果]

静岡県焼津市の松並木沿いで、体長およそ1mの大型ヘビが相次いで8月に発見されました。ポールパイソンという性格がおとなしく、積極的に攻撃することはめったにないヘビで、愛好家の間ではニシキヘビ飼育の入門種として紹介されています。アフリカ大陸各地に生息する毒のないヘビで、全長1~1.5m、体重は2~3kgだそうです。

発見した人はたまたま飼育経験があり、素手で捕まえたそうです。誰かが捨てたのではないかと考えられています。しかし、このようなヘビに飼育経験のない人が遭遇したら、声をあげて逃げますよね。ヘビを捨てるなんて……。毒の有無に関わらず、ヘビを捨てるのは犯罪です。

わが家の愛犬たちの散歩コースでも、ときどきヘビに遭遇します。アオダイショウやシマヘビなどが多いのですが、彼らは今までヘビを見たことがないためか、怖がることがありません。発見すると追いかけようとするので、止めるのが大変です。

歩道や道路に出没したり、木に登っていたりするのをときどき見かけます。先日は道路に鷹がいるので驚いて見ると、大きなヘビを咥えており重たくて飛べない様子でした。噛まれないようにしっかりと頭を捕らえていました。種類はわかりませんでしたが、本当に太くて大きなヘビでした。

アオダイショウやシマヘビは毒がないのでよいですが、このあたりはマムシも多いので気を付ける必要があります。よく散歩に行く陶芸の森でも「マムシに注意」という看板を見かけますし、実際に石垣の間にいるのを見たこともあります。

マムシなどの毒蛇に咬まれたら死に至る可能性が高いので、ヘビがいそうな場所には行かないし、足元がしっかり見えている場所しか歩かないようにしています。また、ヘビと遭遇したら基本的にUターンしつつ、ヘビの行き先を確認して周辺には近づかないようにしています。

田舎はのんびりしていて魅力的ですが、都会の散歩とはまた違った注意すべき点があります。

[Cattery Amangroup/阪根美果]