「日本酒の日」に猫のイラストでほっこりするイベントが酒どころ神戸で開催

[2019/10/01 6:00 am | 編集部]

10月1日は「日本酒の日」です。日本一の酒どころであり、神戸市の代表的地場産業である酒造業が集まる灘五郷(西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の総称)をはじめ各所で、全国一斉「日本酒の日」のイベントや、毎年秋の恒例行事となっている蔵開きや酒蔵探訪、灘の日本酒と食のイベントなどが行われます。

「灘五郷ほろ酔い月下の宴」

10月1日(火)当日には「灘五郷ほろ酔い月下の宴」が開催されます。五郷の18の蔵元が神戸市六甲道南公園に集結し、試飲(有料)や販売、酒造り唄の披露、鏡開きセレモニーなどが予定されています。

「灘の酒と食フェスティバル in 神戸」

10月19日(土)には、神戸市中央区の東遊園地の芝生広場で「灘の酒と食フェスティバル in 神戸」が開催されます。灘五郷の酒蔵と神戸・兵庫の食メーカーなどがブースを出店し、日本酒の飲みくらべのほか、おつまみ、スイーツなどを芝生の上でのんびり、ゆったり楽しむことができます。

「灘の酒蔵活性化プロジェクト」
ラッピングバス

10月19日(土)~11月24日(日)には、「灘の酒蔵探訪スタンプラリー」も開催されます。灘五郷全域15カ所のスタンプポイントのうち、「15カ所すべて」「6カ所」「3カ所」のスタンプを集めて応募すると、個数に応じて、神戸市内のホテル宿泊券や日本酒、お食事券などが当たります。期間中の土曜・日曜・祝日には、お得な特典が付いた「灘の酒蔵めぐりバス」が運行します。ラッピングバスには猫のイラストが描かれています。

「パ酒ポート」

日本酒好きの人には、全酒蔵制覇の認定証がもらえる大人のスタンプラリー「パ酒ポート 灘五郷2019‐2020」も見逃せません。「地酒」×「地域の食」×「ツーリズム」をコラボレートさせた灘五郷をめぐるスタンプラリーで、酒蔵・アンテナショップ19施設で「パ酒ポート」を提示すると、商品の割引やオリジナルグッズのプレゼントなどの特典があります。

「灘五郷 酒蔵めぐり1dayチケット」

そして、スタンプを19個すべて集めると全酒蔵制覇の認定証がもらえます。室町時代から続く灘の酒の歴史や風土、掲載酒蔵21社の酒造りのこだわりを解説しており、地酒の本としても利用できます。酒蔵巡りに便利な阪神電車「灘五郷 酒蔵めぐり1dayチケット」も発売中です。

銀座線で行く「灘の酒ほろ酔いラリー」

東京では、銀座線で行く「灘の酒ほろ酔いラリー」(PDF)が2020年1月31日(金)まで開催されています。各店舗で、お一人につき灘の酒1杯と料理1品注文すると、リーフレットにスタンプを押印してくれます。6店舗中4店舗のスタンプを集めると、4店舗達成賞がプレゼントされます。

ラッピング電車「Go!Go!灘五郷!」
菰樽の吊り革
駅の灘五郷装飾

兵庫県は、日本酒生産量のシェアが27.6%で全国1位です。なかでも灘五郷は、日本を代表する酒どころとして有名です。「灘の酒蔵活性化プロジェクト」は、2017年から灘の酒蔵の魅力を発信するプロモーション活動を行っています。イラストレーター山口 哲司氏のイラストが描かれたラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」には、ミニチュアの菰樽がデザインされた吊り革が設置されています。

さらに、阪神電車の駅舎10駅(神戸市内8駅)には「灘五郷装飾」が施されています。酒蔵見学と合わせて、ほっこり和風テイストで日本酒文化を表現した猫のイラストをお楽しんではいかがでしょうか。

[編集部]