東日本で初開催! 江戸後期から明治の猫ブームに迫る「いつだって猫展」

[2019/04/15 6:00 am | 編集部]

「いつだって猫展」仙台展実行委員会は、猫を題材とした浮世絵を中心に、招き猫やおもちゃ絵、版本などを交え、江戸後期から明治にかけて巻き起こった「猫ブーム」の諸相を紹介する特別展「いつだって猫展」を、4月19日(金)~6月9日(日)の期間、仙台市博物館で開催します。

「いつだって猫展」

いつの時代も猫は大人気。日本人の暮らしに寄り添い愛されてきた猫は、古くから物語や絵画に登場する身近な存在です。特に江戸時代後期に「猫ブーム」が到来すると、猫は浮世絵や歌舞伎、版本などに多く取り上げられました。その姿はかわいいだけではありません。ねずみ退治の頼もしい姿や人々を脅かす化け猫、福を招く縁起物と、猫たちはさまざまな姿で江戸の町を駆け巡りました。

歌川国芳「日本駄右エ門猫之古事」
歌川国芳「たとゑ尽の内」
歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」

会期中には、講演や招き猫絵付け体験、猫またクイズ、猫版画ワークショップなどイベントが盛りだくさんです。また、愛猫の写真をプリントして特別展会場入口に持参すると、館内に掲示してもらえます。さらに、5月22日(水)は先着222名に粗品がプレゼントされます。

「いつだって猫展」
会期:4月19日(金)~6月9日(日)
休館日:毎週月曜日(※4月29日・5月6日は開館)、5月7日(火)
開館時間:9:00~16:45(入館は16:15まで)
会場:仙台市博物館
住所:仙台市青葉区川内26番地<仙台城三の丸跡>
観覧料:一般・大学生1300円(前売1100円)、高校生700円、小・中学生500円
URL:https://www.city.sendai.jp/museum/

[編集部]