ハエ、青い光を当てるとなぜ死ぬ? 山梨の高校生が解明

[2017/09/29 6:01 am | ]

ハエ、青い光を当てるとなぜ死ぬ? 山梨の高校生が解明

朝日新聞デジタル | 2017/9/27

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朝日新聞の記事で、青い光による殺虫効果のしくみを調べた山梨県の韮崎高校生物研究部が、文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞したことが報道されました。

実験はショウジョウバエを使い半年がかりで行われ、青い光を当てると体内の活性酸素が細胞を傷つける「酸化ストレス」が強まり、細胞が自ら死ぬ「アポトーシス」を促すらしいことを突き止めたとされています。

「青い光」、いわゆるブルーライトの健康被害については、パソコンやスマートフォンの普及とともにいわれ出しました。画面の見過ぎによる眼精疲労や、眠れなくなったりすることで健康を害するというものです。ブルーライトをカットするレンズやメガネが普及したのもここ2~3年で、使っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、有害なのは目だけではなさそうで、動物が呼吸をしてエネルギーをつくり出す過程でもフリーラジカルや活性酸素が発生することがわかってきました。この物質は増えすぎると、正常な細胞や遺伝子も酸化させてしまうのです。リンゴを切って時間が経つと、色だけでなく味や食感が損なわれるように、動物の場合は病気や老化につながります。

人やペットの健康被害は活性酸素が原因。ペットの健康は抗酸化力のあるフードから

本来、私たちには活性酸素の酸化攻撃から身を守る能力が備わっています。「抗酸化酵素」と呼ばれるものです。ただ、この酵素は、幼齢期、成長期、病気やストレスを受けたとき、さらに中高齢になると自分でつくる能力が低下するため、抗酸化力を上げることが重要となります。一般的に抗酸化物質として注目されているのは、ビタミンCやEなどのですが、単体で摂取してもその効果は十分ではありません。

とくにペットの場合は言葉も話せませんし、猫に至ってはギリギリまで我慢してしまうので、状況を見て判断するのは難しといえます。では、日ごろからペットを酸化攻撃から守るにはどうしたらよいのでしょうか。それは、私たちと同様に「抗酸化力をつける」しかありません。そして、そのもっとも基本的な解決法が、ストレスのない生活と「食」といえます。

幸い、ペットフードにおいても、抗酸化物質によって健康を維持するという考え方のペットフードがあります。以前にペトハピでもご紹介したブルーバッファローの「BLUE」です。

BLUEのライフソースビッツ(ブルーバッファローのサイトより)

ライフソースビッツという果実や、野菜由来の抗酸化物質を混合してつくったキブルで、他社にはない、とてもユニークな特徴といえます。ペットの健康を考えるなら、栄養やカロリーに加えて、活性酸素対策についても考えてみてはいかがでしょうか。

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