A:幸せなシニア期を過ごすには、5つのポイントがあります。
人間も年齢を重ねてから新しいことにチャレンジするのはとても大変です。ストレスを感じることで、犬の大きな負担にならないように、シニア期に入る前から下記のことを取り組んでおくといいでしょう。
1.犬の今を知る(口・毛・目・皮膚・耳・行動など)
現在の状態を把握することで、日々の変化がわかります。小さなことでも見逃さないようにすることが大切です。
2.かかりつけの動物病院を持つ
シニア期に入ると徐々に身体に変調をきたし、病院へ行く機会も増えてきます。あちこちの病院を転々とするよりも、いつもと違うことに気付いてもらえるかかりつけの動物病院を持っておくといいでしょう。
3.フードの内容や量を検討する
シニア期には加齢による新陳代謝の低下で肥満になったり、消化機能の低下で下痢や便秘をしやすくなります。さらに、歯の痛みや口内炎などによる食欲低下も考えられるので、年齢や状態によって、フードの内容や量を検討することが必要です。小・中型犬は7~10歳ごろ、大型犬は5歳ごろを目安にフードを見直すことをオススメします。
4.食器の高さを調整する
頭を下にして食事をするのは、シニア犬にとってはしんどい姿勢になります。台の上に乗せるなどして、飲み込みやすい姿勢の高さに調整してあげましょう。
5.安全な環境をつくってあげましょう
シニア期に入ると筋肉量の低下などから足腰が弱ってきます。床や段差で滑ったりしないように、安全な環境であるかどうか見直しておきましょう。
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