A:歯周病予防に歯磨きは必要!
犬も近年では人間同様に歯周病になる犬が増えています。歯周病がひどくなると抜歯などの手術の必要が生じます。そうなる前にきちんと予防をしてあげましょう。
歯周病を予防するために効果を発揮するのは歯磨きです。しかし、犬に歯磨きをするのはなかなか困難です。まずは口の周りを触られることに慣れてもらいます。その後、口の中に指を入れ、歯や歯茎を触られることに慣れてもらいます。次に、ガーゼを指に巻いて、歯の表面をゆっくりと磨いてみます。これがクリアできたら初めて歯ブラシを使います。小刻みにゆっくりと磨きます。1日1回を習慣にしましょう。
どうしても歯ブラシが苦手な犬は、ガーゼで磨くか、それも苦手なら口腔内ケア用品を使ってみることをオススメします。1滴垂らせばOKというすぐれものの商品もあります。歯磨きほどの効果はありませんが、歯垢をつきにくくする効果はあります。無理をすると犬に苦痛を与え、飼い主が嫌われることになります。焦らずゆっくり、犬の様子を観察しながら進めるといいでしょう。すでに歯石が付着している場合は、獣医師などの専門家に相談してみましょう。