かわいらしさと知性を備えた人気の愛玩犬トイ・プードル

[2016/07/12 6:00 am | 編集部]

ペトハピ編集部が実際に取材し、自信をもって紹介できる “真の優良ブリーダー” です。
掲載基準はこちらからご覧いただけます。

犬種:トイ・プードル
犬舎名:デュークスター犬舎
ブリーダー/動物取扱責任者名:水田 好子
登録情報:第0713-30059-004(販売)
繁殖歴:10年
住所:群馬県沼田市井土上町
連絡先:Webサイトの「お問い合わせ」から
Webサイト:http://www5.kannet.ne.jp/~duke/

群馬県・沼田市にある「デュークスター犬舎」。緑豊かな広い敷地の中に自宅兼犬舎があります。ここはタイニー・プードルやティーカップ・プードルと呼ばれる、サイズの小さいトイ・プードルを繁殖している犬舎です。
犬舎名のデュークスターは、愛犬であった英国系ラブラドール・レトリーバーのデュークが警察犬協会主催の大会で日本チャンピオンの称号を獲得したことから命名しました。

物心ついたころから生活の中にはいつも小型犬がいました。その習性などは理解していましたが、愛らしさ、抜け毛の少なさ、人懐っこく賢いなどといった、トイプードルの魅力に引きこまれ、10年ほど前から繁殖をはじめました。犬種を絞っているのは、より深い知識を得るためです。「健康な子犬の繁殖をモットーとしています。かわいらしい顔立ちの小さめサイズの子犬が自慢です」と愛情たっぷりに語る水田ブリーダー。一般の家庭環境で家族同様に生活し、犬たちは深い愛情に包まれて育っています。リピーターが多いブリーダーであるのもうなずけます。

プードルの特徴と魅力

もともとプードルは水中回収犬、鳥獣猟犬としてカモ猟での作業をしていました。関節と胸部を保護するため被毛のカットが施され、次第にその美しさが追求されるようになりました。現在はさまざまなカットスタイルが考案され、愛玩犬として多く飼育される人気犬種です。日本ではサイズによりスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類に分類されます。体型は四角く、均整がとれています。優雅さと気品を備え、カットにより一段とプードルの魅力が高まります。

「愛らしい容姿、頭がとてもよい、毛が抜けない。それがトイプードルの魅力です。ヨーロッパの調教士・訓練士など200人によるアンケートでは、プードルが頭のよい犬の第2位に選ばれています」と水田ブリーダー。犬は200~250の言葉を理解すると言われていますが、プードルはその点でも賢さを発揮するなど、のみ込みがとても早い犬種だそうです。

「トイプードルのタイプには2つの流れがあります。ショーに出陳するトイプードルはマズル(鼻)が長く、目はアーモンド型、毛量が多いのが特徴です。そして、わが家のトイプードルのようにマズルが短く、目は丸型、毛量はショードッグと変わらないほどの多さという家庭犬としての愛らしさや飼いやすさを目指した流れです。かわいらしい顔立ちの体重2キロ前後のトイプードルを健康的に産出することを追求しています」というように、確かに、親犬も子犬もサイズが小さめ、明るくて天真爛漫、顔立ちもギュッと抱きしめたくなるような愛らしさです。

飼育環境

主に犬たちが生活する犬舎は、ブリーダーの自宅の中にあります。30畳の吹き抜けのあるリビングで、薪ストーブが置かれた素敵な空間です。そこにゲージが置かれ、必要に応じて使用されています。床はカリンの木を使用した、硬く傷が付きにくいフローリング。「この地域は冬が長いので、床暖房が入っています。床が反ったりしないよう、家を建てる段階でカリンの木を選びました。傷ついても水分を含ませると膨張して目立たなくなります。コーティングされていない天然木であるからです」と説明してくれました。拭き取りや殺菌消毒が可能なように水性のワックスだけを使用。滑りにくく、犬たちの足腰にも快適な仕様になっています。

また、薪ストーブは下から空気を吸い上げて薪を燃やすので、ほこりや抜け毛対策にもなるそうです。ただ、薪についている虫に注意が必要なので、年に2回程度は庭師に入ってもらって草木の殺虫消毒を行い、薪はストーブを使う直前に入れて中から虫が出てくるのを防ぐなどの十分な対策をしています。「このあたりは外の空気が新鮮なので、いつも換気は十分にしています」とのこと。ニオイもなく、清潔な環境で犬たちはのびのびと過ごしています。

ブリードの考え方

「何よりも健康を第一に考えています。わが家はトイ・プードルの中でも小さめのサイズを繁殖しています。小さいDNAを引き継いだ小型化した体重2~3Kgの親犬を繁殖し、育てやすく、健康に問題のない子犬を産出するよう努めています」と水田ブリーダー。数年前にティーカップ・プードルが大人気になりましたが、そこにはいろいろな問題が生じていました。生まれた子犬の中でも未熟児であったり、母犬にフード制限をして小さめの子を産出させたり、生まれた子犬にミルク制限をしたりと、売るための工作がされる現状がありました。

ですから、子犬のうちは小さいサイズでも成長とともにトイ・プードルサイズになる、病気がち、脳の発達が遅い、骨や筋肉の発達が遅い、毛量が少ないなど、健全でないプードルが飼い主のもとに渡ることになりました。そんな現状はあってはならないと水田ブリーダーは語ります。「小さめの子の出産は大変ですが、毎回、子犬が産まれるときには母犬のそばに付き添いサポートしています」とのこと。子犬が1頭の場合は特に難産になりやすいので、獣医師に母犬の骨盤の大きさと子犬の頭蓋骨の大きさを診てもらい、帝王切開で出産させるかどうか検討するそうです。自然分娩が基本で、その上で、母体の安全もしっかりと考えた対応をしています。

遺伝的疾患についての対応

トイ・プードルに多い遺伝的疾患はいくつかありますが、多いのは、PRA(進行性網膜萎縮症)とパテラ(膝蓋骨脱臼)です。PRAは徐々に網膜が委縮していき、やがて失明に至る、治療が不可能な眼疾患です。また、パテラとは、膝蓋骨(膝のお皿)が膝の正面の本来の位置からずれることで、トイ・プードルの場合はほとんどが外方脱臼のようです。

「現在、PRAは遺伝子検査が可能です。わが家の親犬はすべてこの検査で問題がないと証明されています。パテラについては遺伝子検査がありませんので、獣医師による触診とレントゲン検査をして、健康上、問題がない親犬だけで繁殖しています。後天的なものもあるので、日々、健康状態を観察しています」と水田ブリーダー。もちろん、検査をクリアしていても100%防げるわけではありませんが、遺伝的疾患にしっかりと向き合い、対応しています。飼い主は、安心して子犬を迎えられます。

引き渡しまでの生活環境

出産から生後2週間までは、母犬と子犬は産室で過します。その後、犬舎であるリビングに移動して、生後2カ月の1回目のワクチン接種の時期まで、親犬の愛情を受けながら兄弟姉妹と過ごします。もちろん、そこには水田ブリーダーとご家族の愛情もたっぷり加わります。

「脳や体が一番成長をするこの時期はとても大切です。母犬や兄弟姉妹はいつも一緒。そして、私たち家族もいつも一緒であることを心がけています。新しい飼い主のもとへ行っても問題なく過ごせるように、生活音も自然に聞かせます。トイレトレーニングもしています。たくさん食べて、いっぱい遊び、多くのことを学び、必要な社会性をしっかりと身に付けてもらいます」と水田ブリーダー。こうして、愛情をたっぷり受けて育った子犬たちは、新しい飼い主のもとへと巣立っていきます。

しつけ・お手入れ・アフターフォロー

「お引き渡しのときには終生飼育をお願いしています。だからこそ、終生お付き合いをさせていただきます」とお伝えしています。その子犬の生涯に渡り、サポートをしてくれるのは、飼い主にはとても心強いことです。トイプードルは毛がほとんど抜けない犬種ですが、伸びてくると毛玉ができやすくなるので、日々のブラッシングはもちろんのこと、定期的なトリミングが必要。足裏の毛のカットや耳掃除、爪切り、肛門腺しぼりなども兼ねて、月に1回は専門のトリマーにトリミングしてもらうのが理想だそうです。「最近はカットのアレンジや洋服の種類も豊富なので、健康管理のためだけでなく、おしゃれも楽しんでいただけたら」と水田ブリーダー。おしゃれ好きの飼い主には、とてもオススメの犬種です。

犬舎トピックス

水田ブリーダーは、出張撮影も行っています。安心して甘えている姿や遊んでいる姿、笑っている顔を写真に残して、思い出づくりのお手伝いをしたいと考えで始めたそうです。ぜひ、Webサイトをご覧になってみてください。

[編集部]