『ねこのための音楽』が猫の日(2/22)に発売

[2016/12/02 6:00 am | 編集部]

ユニバーサル ミュージックは、イギリスのクラシックチャートで1位を獲得するなど海外で話題となった『ねこのための音楽』を2017年2月22日(猫の日)に2222円(税別)で発売します。

この「ねこのための音楽」を作曲したのは、ワシントン・ナショナル交響楽団のチェリストや指揮者、作曲家としてクラシックの分野で長く活動してきたアメリカの音楽家デヴィッド・タイ氏。デヴィッド氏は、動物学の研究者とともに、動物の聴覚を研究し、種によって聴覚や音楽の好みが違うことを発見。猿が好きな音楽を作曲し、その実験結果などをまとめたレポートがニューヨーク・タイムズの「#1 idea of 2009」に選ばれています。

その後、デヴィッド氏は猫を研究対象にします。人間とは異なり、猫は生まれたあとに初めて聴覚が成長していくことや、猫が好きな音やメロディの研究を続けました。

人間は母体の中で音を知覚し、母親の声や鼓動聞いて胎内で聴力が発達していきます。そのため、人間がいちばん落ち着く音楽の速さ“BPM”は母体で聞いた鼓動とスピードだそうですが、実験結果として、人間用の音楽ではまったく反応しなかった猫たちが、デヴィッド氏がつくった楽曲には好反応を示したとのこと。

2015年にはCD化の資金集めでクラウドファンディングを実施。世界中で話題となり、目標金額を大きく超える資金を集め、2016年10月にはユニバーサル ミュージックからメジャーレコード会社初となる人間以外のためにつくられたアルバム『ねこのための音楽 – Music For Cats』がイギリスで発売されます。

ここでも話題となり、人間以外向けの音楽として史上最高位となるiTunesクラシックチャート1位、全英アルバムチャートでも33位を記録。日本でのアルバム発売は2017年2月22日になりますが、iTunesApple MusicSpotifyで先行配信中ですので、猫を飼っている人はチェックされてはいかがでしょうか。

『ねこのための音楽 – Music For Cats』の紹介動画
[編集部]