「ペット共生型老人ホーム」が11月中旬に誕生

[2016/10/31 6:00 am | 編集部]

介護付有料老人ホームを運営するソノラスは、「ソノラス・コート油壷」(神奈川県・三浦市)を改装し、ペット専用フロアを11月中旬にオープンします。

これは、ペットがいることで有料老人ホームへの入居を断念するケースも多く、「いつまでも愛犬と一緒に過ごしたい」というニーズに応えるために、居室の設計からドッグランなどの設置、トリミングサロンや動物病院との提携により、愛犬の生活環境も十分に配慮した改装になるとのこと。ペット専用フロアにしているため、動物が苦手なほかの入居者にも配慮されています。

また、入居者が万が一要介護状態になっても、担当スタッフが愛犬との生活をサポート。そして、「自分が亡くなったあとの愛犬が不安」という声にも応えるため、入居時に万が一のことがあった場合を想定し、あらかじめ愛犬の終生飼養費用相当額を算定。生命保険会社の担当と連携し、個別にこの終生飼養費用相当額の遺産を生命保険の保険商品を活用して残すことが可能になっています。これにより、犬の保護団体を通じて、里親探しやシェルターでの生活を保証するシステムも準備中とのこと。

[編集部]