「OneCover」でわが家の愛猫仕様のiPhoneカバーをつくってみた

[2016/03/14 6:00 am | 編集部]

ペトハピ読者のみなさまにおかれましては、やはりご自身のペットをスマートフォンの待受画面にして、スキあらば友人や同僚に自慢しまくる機会をうかがっているのでは、と思います。でも、せっかくなら画面だけなどと生ぬるいことはいわず、いっそ愛犬や愛猫をあしらったオリジナルのスマートフォンカバーを装着して、 周囲に無差別にアピールしまくってみるのはいかがでしょう。

自分で撮影した写真などを使って、オリジナルのスマートフォンカバーを作成できるサービスは意外とありますが、「いかにもノベルティ」な感じではない、高品質な仕上りを求めるなら、「OneCover」というサービスはオススメです。

「OneCover」は、京都に本社を構える印刷会社の日本写真印刷コミュニケーションズが運営するサービスで、印刷会社ならではの高品質なプリント印刷が特徴となっています。対応機種はこちらに記載があるとおり、iPhoneなら4S以降のすべての機種が対応するほか、GalaxyやXperiaの一部機種も対応しています。

今回は、実際に発注して、わが家の愛猫仕様のiPhone 6とiPhone 6 Plus用のカバーをそれぞれつくってみました。

実際に作成したカバー。左がiPhone 6/6S用で、右がiPhone 6 Plus/6S Plus用。左はPhotoshopで編集/レイアウトした画像を使用、右はiPhoneで撮影した写真2枚を無加工で使ってみました
装着してみたところ。素材はポリカーボネート製で、割れやすそうな感じもなし
OneCoverならではといえるのが、印刷面が側面にまで及んでいること。カバーの正面のみにプリントするサービスだと「いかにも大量生産なノベルティ」という感じが漂いますが、OneCoverはそういった印象がありません
ボタンやカメラ用に開けられた穴の内側にまでプリントが。どのような工程で製造されているのかわかりませんが、けっこうスゴイのでは?

プリント品質に関しては、かなり細かい部分も元の素材画像を再現できているようで、猫の細かい毛並みもツブれないのがうれしいところ。水色のほうのケースは、背景に細かい布風のテクスチャーを使っているのですが、その模様もしっかりと出ていました。写真を2分割した大きいほうのケースは、スマートフォンで撮った写真を思いっきり拡大して使ってしまったので、猫のヒゲなどでドットの粒状感が出てしまいましたが、それ以外の部分は画像の粗さも「味」になって、なかなかよい雰囲気です。

カバーの作成方法は簡単です。パソコンのWebブラウザーからOneCoverのサイトにアクセスすると、Webブラウザー上でデザイン作成が可能なツールが用意されています。あらかじめ用意していた写真やイラストなどの画像をアップロードして、画像をカバー上に配置すればそれでOK。

Webブラウザー上で画像を配置。ちなみにスマートフォンの形をした枠線が「カバー正面から見える印刷範囲」で、その外側にある四角い枠線が「カバー側面の印刷範囲」となるので、画像の大きさがきちんと外側の枠線まで届いているのが望ましいです
注文前に作成したデザインのプレビューが確認できます。ほぼ実際の仕上がりどおりの位置となるので、しっかり確認しておきましょう

素材となる画像は、デザインにこだわる場合はあらかじめレタッチや背景との合成などの編集を行っておくのがオススメですが、もちろん無加工の写真をそのまま使用するのもアリでしょう。

画像編集などに慣れていないけど、デザインにこだわりたい……という人には、iPhone用に用意されている「OneCover」専用アプリで作成/注文することをオススメします。Webブラウザー版の作成ツールとは違い、飾りパーツなどが多彩に用意されているので、スマートフォンで撮った写真をアップロードしてその上に飾りをデコレーションしていくことができます。

iPhone専用アプリの編集画面。「レイアウト」を用いると複数の写真を組み合わせることも可能(ただし、「線が引かれるだけ」なので、画像を使いたいサイズに切り抜いておく必要はあります)
ナナメ分割レイアウトで写真を2枚配置してみました。画像の拡大縮小や回転は自由にできます
飾りパーツは少々ヤケクソ気味な数が用意されています
文字入れや手書きも可能。収拾がつかなくなってまいりました

カバー作成料金は一律2980円(税込)で、送料は無料。発注後、1週間ほどで届きます。価格もお手ごろなので、興味がある人は一度試してみてはいかがでしょう。

このようなパッケージで届きます
[編集部]